大田泰示=オードリ・ヘップバーン説

大田泰示はオードリ・ヘップバーンだった!?



■原辰徳、大田泰示。二人の馴れ初めは 
 広島県福山市の城南中時代、評論家をしていた原辰徳の野球教室に参加したことが、プロ野球選手を目指すきっかけになった。「辰徳さんにいいスイングをしていると褒められ、母校である東海大相模に入学を決めた」と言う。原辰徳もこの時の野球教室で「輝く原石を見つけた」と語っている。


 

○参考:原辰徳に導かれた大田泰示の野球人生。


■トップクラスは野球教室こないだろwww
 しかし、二人の出会いについて個人的には疑問が。


 

森友哉や松井裕樹といった世代を代表するトップ・ジュニアたちは、すでに全国大会でしのぎを削りあってます。彼らは野球教室で教わるどこじゃなく、すでにプレーでもって野球少年たちに影響を与える存在になってるわけです。

 

○参考:森友哉 オリックス・バファローズジュニア 2007年 

 

○参考:松井裕樹 横浜ベイスターズジュニア 2007年 

 

トップクラスは野球教室こないだろォと思うわけで、でも原辰徳は「輝く原石を見つけた」と語っちゃうわけで
つまり、原辰徳はしょせん野球教室に来るレベルの恵体の子と出会って、マイ・フェア・レディしたくなっちゃったというお話なわけです。

 

 

■おじさま憧れの映画「マイ・フェア・レディ」
 ご存知ないかた向けにオードリ・ヘップバーン主演の映画「マイ・フェア・レディ」をカンタンにおさらい。
マイ・フェア・レディ:1964年アメリカ映画。下町の貧しい娘が、老紳士の寵愛をうけてレディへと華麗なる変身を遂げ社交界デビュー。愛と名声を勝ち取るシンデレラストーリー。やがて一人前の淑女になった彼女は老紳士の手を離れ、紳士はムフフとひとり満足感に浸る。
素材型の美少女をプロデュースして社交界デビューさせるっていう、おじさま憧れのロマンチック・ストーリー。

 

○参考:「マイ・フェア・レディ」のネタバレあらすじ 結末

 

田舎の野球教室で発掘した恵体・素材型選手をプロデュースして、野球界のレジェンドへと育て上げる。大田泰示って原辰徳にとってのマイ・フェア・レディだったわけです。オードリ・ヘップバーンだったわけです。

 

アイドルマスターのプロデューサーを例にあげたほうが分かりやすい?
■教訓:おじさま願望は、ほどほどにね
 個人的には、おじさま願望、アリだと思います。
高校生のころからスーパースター。選手としても監督としても富と名声も築き、全能感に浸る原辰徳。
長いこと監督生活するあいだ、ちょっとしたお楽しみがなきゃモチベーションも続かないよね と共感するとこはあります。



このストーリーが成就してれば、めでたしめでたし。
けど現実にはなかなかシンデレラストーリーって難しかったわけで
やっぱりスカウトらを含めた多面評価で素材を見極めないとねという話でした。

○関連:巨人軍は誰にチャンスを与えるべきか?
http://labola.jp/diary/4384615000
 

■大田泰示の夢には続きがあります
 きっかけはどうあれ、紆余曲折あったとはいえ彼のプロ野球人生は続くわけで、Show Must Go On なわけです。幕を下ろすわけにはいかないわけです。
新天地で成功をおさめたとき、誰かのプロデュースによるシンデレラストーリーではなく、自分自身で勝ち取った七転び八起きの浪花節ストーリーが完結するわけです。北海道に行っても頑張ってもらいたいと思います。

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○関連:「こういう選手になろう」と思ってここまで来た選手じゃない。こうやるしか思いつかなかった。
http://labola.jp/diary/4379715000

 
○蛇足:マイ・フェア・レディの少女まんがverがプリティ・ウーマン
「平凡な私がなぜか、えこひいきされて嬉し恥ずかし」という典型的少女まんがテイストで仕上げたのがプリティ・ウーマン。同じストーリーなのに、マイ・フェア・レディがおじさま受けして、プリティ・ウーマンが女性受けするワケですわな。
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