勝利の女神は微笑まない

昨日は、延長12回ゼロがスコアボードに並ぶスコアレスドロー
投手は、お互いよく守り抜き
走者を返すべき場面で返すべき人が返せなかった

今日
お互いに総力戦で臨んだ試合から一夜明け
こちら投手はエース杉内投手
あちら投手は2年目のジンクスを乗り切った八木投手

昨日の試合で最後の投手である金森選手を送り出した後
万が一の場合を想定し
梨田監督は、中田くんに「肩を作っておけ」といい
ブルペン待機させたとか
長打力を買われ野手へコンバートした中田くん
彼がいざという時のためにブルペン待機
日ハムはまさに全員野球の総力戦で挑んできています

それが、今日の試合の展開にもつながったのかもしれません

杉内投手のブルペンでの仕上がりは
「西武戦の時よりはよい」
非常に微妙なコメントでした
が、1回表はなんなく抑えて好調な出だしでした
一方、今日は打線を大胆に組替えてきた秋山さん
1番松田選手、2番ポン太で9番に宗をまわします
コレが当たったのか1回裏
1番松田選手に先頭打者HR
2球目のストレートを強引にライトスタンドへ運びます

しかし、松田選手はとことん無心(なのか)

打線に火がついたかと思ったこの一打
しかし、その後なかなか打線がつながらない
追加点が入らないまま5回表
ココにきて杉さんが二死から金子誠さんを出し
続く1番田中さんにセンター前タイムリー
やや球が高めに浮き不安定になっていたところで
同点打
しかし6回裏
3番オーティズツーベースから4番小久保さんが
一二塁間を破るヒットでオー様生還
無死2塁から松中さんのセカンドゴロの間に
2塁走者小久保さんが3塁へ
タムさんの犠牲フライでホーム生還
と、2点を入れて再び勝ち越します
敢えて逆方向へ流し打つ、つなぎに徹し勝ち越します

さてこの後
日ハム先発八木投手が7回裏に松田選手の打席で
カウント2-1から突然降板
先発降板で追撃を願ったのですが
中継ぎががんばり得点ならず

8回表
二死3塁からこちらの先発杉さんもマウンドを降ります
当然、マウンドに上がるのは攝津様
しかし

4番高橋さんにセンター前タイムリー

他の中継ぎ投手が不調な中
使われすぎだったのかもしれない
または、新人でありながらクローザという役目が
予想外に重圧だったのかもしれない

1失点した後の8回裏
3番オーティズが四球、代走真っ黒に日焼けした城所くん
4番小久保さんはつなぎに徹しライト方向へ
無死3、1塁から5番松中さん、レフト前タイムリー
4-2と点差をまた2へ戻します

9回表
二死から代打の8番坪井さんがツーベース
9番金子誠さんヒット
二死3、1塁から攝津様がまさかの暴投
3塁走者生還、1塁金子さんも3塁へ
ココで嫌な代打、二岡さんが出てきます
ライト前タイムリー
2失点で同点に追いつかれ攝津様無念の降板

予想以上に疲労がたまっているのか
先発杉さんもですが攝津様も安定しない投球でした

で、出てきたのが馬原まーくん
まーくん今日はいい投球でうまく抑えます

9回裏に8番田上秀ちゃんからの打順も得点できずに延長
2試合連続の延長戦へ突入します

延長に入ってからは日ハムの方が勢いがあったように
思えました
中継ぎの金森さんはしっかりホークス打線を抑え
守護神武田久投手は揺るがぬ投球
一方、使える中継ぎがいないホークスはまーくんの後
森福投手、藤岡投手と若手を投入
危ういながらもなんとか無失点に抑えていたのですが
12回表
一死で5番スレッジの打席でアウトローに構えた秀ちゃんに
対して真中寄りに投げてしまった藤岡くん
強打者の一打はセンターバックスクリーンへ
うつむく藤岡くん

その後は二死までもってゆき後は水田さんが抑えるものの
12回裏、9番宗からの打順も3者で守護神武田久投手の
前に得点ならずゲームセット

長い試合でしたが
解説さんのいうところによると
どうにも、結果を出さなければならないというプロ意識に欠け
なんとかしてつながなければ
なんとかしてHRだけは防がなければ
という姿勢が見えなかった、というような感じかと
ここに来てベテランは気概とスキルはあるものの
パワーに欠け、満身創痍
若手は空回りでつながらない
松田選手の先頭打者HRで今日は勝てるかと思ったものの
勝利の女神は微笑まなかった

気持ちは切り替えなきゃならないんですが
なんかもう、色々とやる気が出ません