横浜DB物語 第46話『高崎という過剰期待』
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smiles
2012年06月02日 22:40 visibility33
埼玉西武7-4横浜DB(西武ドーム)
今日の試合展開をざっくりさらうと、
横浜DBが最下位チーム特有の、
愉快な負けっぷりを魅せるチームにしか思えなくなる。
ラミレスの先制2ランに、代打稀哲の1号ソロ全力疾走ベースランで、
自分たちの中で楽しいものの追求っぽくなってしまう。
そういうつもりではないのだが、
モチベーションの持続のためには、得点があれば、
それを増強させるしかないのだろう。
だから、1勝すると3勝したような喜び方になるのだ。
それを投手に向ければ、
高崎健太郎をどう見るべきかが、いい加減問われてくる。
調子の良しあしを除き、
結果が出ないことでなおさら、
特定イニングでの大量失点が、いよいよ目立ち始めた。
昨年の5勝15敗という成績が、負の美徳のようなものを生み出し、
何だかわからないけれど、エースの自覚をうんぬんと言われるようになってしまった。
国吉もそうだが、尊重しまくりすぎで、
×3勝くらいなのだろうね、やはり。
15勝15敗くらいの感覚で扱っていないと、
ファン目線でめげてしまう。
だもんで、凄い投手扱いになる。
彼が凄かったのは、昨年夏ごろのヤクルト戦、9回途中で変えられた時くらいのもので、
あとは、そんなに実は、というところがある。
カープ戦に強い、というのもあるが、
昨年までは、実際、いいところで尾花さんが替えてしまったので、
彼が伸びなかったというのもある。
加えて、打線援護の無さで勝ちが付かなかったのもあるので、
気持ちが切れているのではないだろうか?
今日については、追っかけ録画でさーっと見たわけですが、
2点先行したのに、
2まわりめから追いつかれ、粘られで、
球数が多すぎた。
高崎という開幕投手ネームも手伝って、
更に、リリーフ陣の不安もあってか、
7失点まで交替させなかったのは、
ここまでの流れも含めて考えねばならない話。
ソフトバンク戦2つでブルペン稼働しすぎたので、
小杉と小林太、林くらいしか投げさせられる投手がいなかったのだろう。
だもんで、あれの2つ目をめちゃくちゃ采配とマニュアル通り継投で
引き分けたのは痛かった;;
アレが影響した部分もある。
そして、高崎を信用しすぎの気もする。
彼を本気で育成するなら、まだまだ時間がかかるということだろうが、
それにしては、球種があとひとつ、欲しいかな~。
粘られすぎました。
チームのファンレベルでエースだ何だと持ち上げすぎない方がいいよね。
勘違いしてしまうし。
その意味で、高崎君には、リフレッシュでリリーフの調整登板させたくなりますが、
いよいよ先発がいなくなりますな。
あああ。やっぱり過剰な期待なのかな~。
3連勝すら妨げられがちのチームって、何よ!?
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