雰囲気

  • smiles
    2014年08月28日 00:36 visibility48

木俣達彦氏は中日愛に溢れた、中日に対し厳しめの解説やコメントを

続けてくださった。


そんな中で、セリーグの順位表を見ながら語ったところは、

順位表をまんべんなく見ればわかることだが、

あえて書いて確認しておくことにしました。


「巨人は、阪神、広島、DeNAに負け越していて、

中日とヤクルトにしか勝ち越していない状態で

首位なのは、異常な状態ですよ。

何故首位かと言ったら、交流戦の16勝8敗があるからでねえ。

その上で、得失点差で、失点の方が得点より多いんですよ巨人は。

それで首位というのは、あまり聞かないですねえ。

各球団との対戦成績でも、得点でも、巨人より広島の方が上になります。

交流戦の連敗さえなければ、広島が・・・・・・」

という話。

交流戦も来年から18試合になりますし、ね、という話に

なるほどなあと思いつつ、

DeNAも、ヤクルトと巨人に勝ち越していて、他の3球団には負け越し、

交流戦は5割。

得失点差も失点の方が多く、チーム防御率も5位で4点台序盤。


だいたいが、数字だけなら、

うちらと読売と変わりないではないか?


とすれば、どこが違うかと言えば、

読売の全国区からくる観客の雰囲気だけであろう。

みんな読売に勝ってほしいんだわ。安心したいんだよ。

後は、ホームで強いか弱いかの違い。


何故読売がホームで強いか?

これでもか感の強い、コンサート会場のような反響する球場を活用し、

過剰なスタジアムDJの日テレ型あおりと叫びのしつこさで、

球場中を巻き込んでいるからでしょう。


しかし、近年の長引く試合に持ち込めば何とかなります。

22時以降の鳴り物禁止に持って行ってしまえば、

読売ファンも大人しくなるというものです。

今日が最後そうでしたな。最後だけぼけっと観ていましたが、

阪神ファンの揃った声援の方が、22時以降は読売より有効でしたから、

あの雰囲気に持っていければ、今後、読売もさらに苦戦します。


ベイスターズでさえ、ハマスタがスターナイト型の雰囲気にさえなれば、

相手チームを応援の後押しで圧倒することは可能です。

ここ2試合のナゴヤドームを観ていれば、なおさらに思うのです。


ましてや、

雰囲気を手放してしまう選手起用をずっと続けている

原辰徳という監督です。

あの人は、高木豊氏のブログによれば、8月上旬の段階での取材で、

怪我人が戻ってきて今不調の選手が調整整えば、

何年か前の9月にチームが一気に突っ走った頃の再現になるから

8月下旬を観ていなさい、みたいなことを言ったようですが、

そんな、過去に執着したこと言ってんのかと驚かされました。

怪我人がそんな簡単に戻ってくると思えなかったわけで、

負傷の甥っ子でさえ、いつ帰ってくるのかわからないのにねぇ。


すがるものを次々と開発している状態ですから、

奇跡なんて言葉を使って、いかにも感をだしていますが、

そんな勝ち方しかできない状態になっている読売は

もう危ないんだろうなと思ったくらいです。

だから、ね、阪神相手に連勝できなかったでしょ。

奇跡なんて言葉を、そんな簡単に使うもんじゃないんだがな。


ある意味、脳天気でええなあと思ったほどでした。


そんなわけですから、保守的思考の読売勝利願いより、

風を呼び込み続けている広島が、

今季の優勝に至ってほしいと願う人々の世論なんだろうがなあ、

今年が最大のチャンスなんだろうなあ、広島は、と、思ったほどであります。


だから、広島はもうひと伸び、してきますよ。怖いことに。


読売は、どうなんでしょうねぇ。


そのどさくさにまぎれて、この期に及んで4位浮上のベイスターズ。

相手が状態悪いところにつけこめる野球をした、ということと、

投の山口、打のグリエルが、カギを握っているんだなと、認識しております。

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