初タッチ!

ボールを足で扱いながらではまだ自由に動けないちびっ子達。
この子達が、ストレスなく走り回れる遊び(トレーニング)を取り入れたい。

普通、鬼ごっこなんだろうけど、
これは子ども達が勝手にやってるから練習でやる意味はあまりない。

もっと、ボールゲームの感覚(パス・視野・声・判断・スペースなど)が身につくものをやりたい。
この冬はずっとハンドボールやって成果も出たけど、
ハンドボールは、走る、避ける身のこなし、の要素が低すぎる。
まだ、ドリブルしながらでは上手く走れないのだ。

といわけで、「タッチ(タッチラグビー)」となった(前置きが長くなったが・・・)

これなら思う存分走れるだろうし、
タッチする側・逃げるの身のこなしも身につくだろう。
2年後にはボールを足で扱いながらできるであろう身のこなしを、
今はボールなしでできるようにしておくのだ。


早速ネットでルールを調べて、ボールも買った。
グラウンドで見慣れぬボールを見た瞬間、子ども達はやりたがった。

まずはその楕円のボールでサッカーをさせた。
丸いボールよりも思ったように扱えないのにたまりかねて、一人が持って走りだした。
「じゃ、手でやる?」と、聞くと全員が「手!手!手がいい!」

「攻めがタッチされた止まってボール置く、ほかの子が拾ってまた攻める」
これだけ説明してスタート。

やってみたら、結構できる、これは、チーム対抗鬼ごっこだ。
ボール持ってる子だけが逃げる・・・だから、ケイドロ(警察と泥棒)に近いか。

子ども達の興奮度合いはハンドボールの比ではない。
夢中になると、”タッチ” が ”タックル”や”パンチ”になってきた、あわてて注意する。
いやぁ、サッカーの時と違って良く走るねぇ(笑)

程なく、拾った子にすぐタッチすると面白くないのに気づき、
子ども達自身「なしにしよう」と言い出した。
「じゃ、フリーキックみたいに守りは下がることにしよう!」と言ってルールが一つ加えた。

まだ前に投げる(←説明してない)が、だいぶラグビーっぽくなってきた。

10分程で終わりにしようとすると、「もっとやりたい」という子ども達。
でも一応、ラグビーチームではなくサッカーチーム、
楕円のボールばかりを使ってるわけにもいかないので終わりにした。
保護者の目も気になるしね(笑)。

というわけで、”初タッチ”はなかなか上手くいきました。
しばらく続けてみようと思います、今後子ども達にどんな変化があるか楽しみです。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。