キック 重心移動ラインと軸足を置く場所のズレ

キックの助走ライン(重心移動ライン)と軸足を置く場所のズレって意識してますか?

ウチのチームのU8、最近やっとインステップの練習を始めた。
が、ほとんどの子は、蹴る助走でボール自体に向かって行ってしまうから、蹴り方がとても窮屈そうになる。
インステップで足斜めに入れようとすると(斜めに入れるのは邪道とおっしゃる方もいるかもしれんがそれはおいといて)、身体も斜めする必要があるが、それも当然できない。

そこで、どうすればいいか少し考えた。


ボールとの間に必要な距離をとり、斜めに足を入れる(身体を斜めにする)には、

1)助走ラインを蹴りたいボールの方向に平行にとり(かなり離れた平行線)
2)軸足の踏み込みの一歩のみ、助走ラインからずらしもかなりボールよりに踏み込み
3)下半身がボールよりにずれるのだから、上半身は手も開いて逆にバランスを取る

とやるのが一番判りやすいと思う。

・助走を斜めに取らないこと(←巻きグセ突きやすいし、ボールと軸足の距離感を意識しづらい)、
・軸足だけを助走ラインからずらす(手を開く、身体を倒す)意識を持つこと
がポイントか。


もちろんU8にこれを伝えて理解出来るはずはないので、子ども向きのドリルに翻訳する。

助走ラインの線を引いて「ここから出てもいいのは一歩だけね」と伝える。
ボールはラインから適度に離れた場所にディスクコーンに乗せる。
「右で蹴るときはどっちの手?」と聞いてからスタート。


初回は先週末、足がなかなか合わない子もいたが、慣れればなかなかいい感じ。
2月の練習では毎回やるつもり。
さて、効果の程はどうでしょう。

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