大丈夫か、横浜ＦＣ！？

試合開始１０分はびびった。ＦＣ東京のプレスをかいくぐるワンタッチパスの連続。カズのシュートが入っていたらその後の試合の展開はどうだったか？

しかしその後は安心して見られた。

特に後半、今野の得点が入った後。２点目を取れば完勝、という流れだったが、後半途中から２点目がなくても「これは勝った」と確信した。　交通事故による失点も起こりそうもない展開。ここまで確信できるのは本当に珍しい。例えばセットプレイからのＦＷなりＤＦの高さ、例えばインターセプトからの速攻。力の劣るチームでも、何かキラリと光る武器があると９０分間気が抜けず選手もサポーターも緊張感を強いられることになるがこの日は違った。

今日の出来を見る限り、来季Ｊ２落ちがまず決まる（決める？）のは横浜ＦＣだろう。

今の横浜ＦＣが勝ち点をあげるためには守備を固め９０分間耐え切って０−０、もしくはその９０分間の間に運も味方につけた得点による１−０しかないのではないか？

カズ、小村、山口、ベンチに高木。９０年代に今の日本サッカーの隆盛の基礎を築いた面々胸中を考えるとつらいものがあるが、現実は非常に厳しいとしか言いようがない。