イビチャ・オシム日本代表監督就任
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ラスタマン
2006年07月23日 11:38 visibility64
過去の遺産を食い潰し、未来への投資を怠ったジーコ監督後の日本代表のことが本当に心配だった。余程体制を立て直さないと、2010年、2014年のW杯は予選敗退もありうると思っていた。
そして、現時点で最善の監督が就任してくれた--イビチャ・オシム--。
ジェフ・サポーターの心中を思うと気の毒で仕方ない。また、サッカー協会、川淵某には腹が立つ。しかし、傾いた代表を立て直すという観点では、ベストの選択であった。
しかも、U21の監督が情熱の反町。A代表、U21ともコーチ陣も30-40代の若手の日本人を集め、「日本人指導者の育成」という大きな課題にも同時に取り組める体制となった。(あの井原がコーチに就任する時代となったのは誠に感慨深い。NHKの解説もややおとなしい感があったが、試合の分析、解説は非常にわかりやすかった。井原が指導者としても大成してくれることを説に祈る。)
それにしても、オシムの就任記者会見はよかった。
曰く、「現在、(日本代表という)車は一時的に止まっている」
曰く、「代表を日本化させること」
曰く、「日本らしいサッカーをしよう」
曰く、「日本はもっとスピードに乗って攻撃できるのではないか」
卓見であろう。そして、これらの言葉一言、一言が前任者への痛烈な批判であることをその場にいた何人の記者が理解していたか?オシムからいきなりの剛速球が放たれたと言っていいだろう。
- 事務局に通報しました。
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