清水のねばり

今シーズンここまで調子が出ていない清水であるが、長谷川ケンタ監督のもと3シーズン目に入りチームに芯が通っていること、選手の粒が揃っている、ことから得点不足さえ解消できれば上位は十分狙えるチームである。 (今季の序盤の不振はFW・チョジェジンの移籍がその最大の理由だと思う)

この日はチャンピオン・鹿島をホームに迎えての試合。
両チームともFW陣にケガが出、ベストメンバーが組めない中でのゲームだった。(もっともこれだけの過密日程でシーズンの1/3を過ぎれば11人が五体満足でいられることの方が珍しいのか)

試合は前半の本田拓の左足の一発を清水が守りきって勝ち点3を獲得した。
途中危ない場面もあったが、中盤、DFラインが非常にねばり強い戦いをし鹿島を零封した。CBの高木、青山、ボランチの本田が鹿島にスペースを与えず、伊東テルが素晴らしいカバーリング、スペースつぶしを90分やりきった。

ACLで疲労がたまり、点取り屋のマルキーニョスを欠いた鹿島とは言え、素晴らしい清水の勝利だった。あとは冒頭書いたとおり、FW−−矢島、西沢、岡崎、原−−がそこそこ得点を取ればどの相手にとっても非常に厄介なチームとなろう。
しばらく前まではサッカー王国静岡では磐田の存在感が圧倒的に大きかったが、長谷川監督就任後は清水の存在の方が大きくなったと思うのは小生だけではあるまい。

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