赤嶺、そしてカボレ

今季は、ナビスコ杯の磐田戦：アウェイで２得点、ホームで１点。そして今日リーグの試合で２得点。磐田キラーだ、赤嶺。
２点とも彼らしい泥臭いもの。正に「点取り屋」。　１点めは後半開始早々ＣＫから佐原のヘディングからのこぼれ球を押し込んだもの。２点目は交代で入ったエメルソンからのスルーパスをカボレがグラウンダーのセンタリング。それを相手ＤＦとせりながらゴールまえに飛び込み左足のアウトで押し込んだもの。

前半は０−１。完全に磐田にペースを握られていた中、後半の早々の同点ゴールは本当に大きかった。試合の流れをＦＣ東京サイドに引き込んだ点で、勝利を呼び込んだゴールといっていいだろう。

あとはカボレ。キープのうまさ、チームに対する献身的プレイ、そして効果的なパス、チラシ。
ＹｏｕＴＵＢＥでＫリーグ時代のゴール集が見られるが、正にストライカーのプレイそのもの。
その彼がこれだけチームのために、チームメートのためにプレイできること、そしてそのプレイの質が高いことに驚くとともに喜びを感じる。　今日の影のＭＶＰはカボレといって過言ではない。　いつか爆発したカボレのハットトリックを見たいと思っているが、まずはチームが勝つことが重要。そのうちやってくれるでしょう。

で、エメルソンがケガから復帰。いや、切れていた。
エメルソン、石川直、近藤ユースケ、ブルーノ・クアドロスと主力にけが人が多かったが、これでブルーの以外は全員が復帰。おかげで平山がベンチにも入れなくなったが、それだけ層が厚いということ。
城福監督も先発メンバーに誰を起用するか迷うことになるだろうが、正にうれしい悲鳴。トップ下をエメルソンにするのか、羽生にするのか、大竹を使うのか？これを考えるだけで楽しい。
これは後半戦も楽しみである。