美しいサッカーが勝利した

ファンタジックなシーンは少なかった。

でも、テクニックがあり攻撃的でアイデアに富んだ美しいサッカーが頂点に立った。サッカーにとって、非常に喜ばしい結果だ。

美しさと結果は必ずしも両立しない。得てして美しく攻撃的なサッカーは足元をすくわれやすい。現日本代表監督のジーコが率いた1982年のブラジル。あれほどの美しく攻撃的なチームがイタリアの戦術に破れる。プラティニの率いたフランスも1982年、86年と西ドイツ(当時)に破れた。

この日のバルサは違った。レーマンの退場がアーセナルだけでなく、バルサも狂わしたが、最後は円熟味を増したラーションの2アシストでバルサが勝利した。(レーマンの退場のシーンは、得点を認めイエローカードの方がサッカーにとっては良かった。)

これでロナウジーニョはリーガに続き、チャンピオンズリーグも獲った。

あとはブラジルでのW杯。テクニックがあり攻撃的でアイデアに富んだ美しいサッカーで是非世界一になって欲しい。そして僕らに夢を与えて欲しい。世界中のサッカーファンを夢の中に連れて行って欲しい。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。