こういう戦いを毎回しなさいよ。
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ラスタマン
2006年11月26日 21:37 visibility39
試合前は正直勝てない、いや、負けると思っていた。
レッズ初優勝の瞬間を生で見るのも悪くないか、と。そういう気持ちでスタジアムに向かった。
スタジアムで先発メンバーの発表を見て・聞いて、驚いた。先発のGKが塩田。彼には悪いが、大丈夫か、と思った。
しかし、杞憂に終わった。塩田含め、11人全員が非常に集中していた。
まず、パスの出所であるポンテと山田暢を徹底的に抑えた。中盤でこの二人を含むボールを持った浦和の選手を2人、3人で囲み、ボールを奪う、奪えなくても正確で効果的なパスを殆ど出させなかった。絶対的キーパーソンの一人、ワシントンにこの日効果的なパスを一本も(と言っていいだろう)出させなかった。これが今日負けなかった最大の要因。
攻撃ではレッズの3バックの横=2人のサイドMF(サントスと平川のウラ)を徹底的についた。これが前半4回、後半2回の決定機を産んだ。が、決められなかった。これが勝てなかった最大の原因。(ここで1点でも取れれば今日の試合は勝っていただろう。それができないところが今シーズンのFC東京ではある。また、ここで点を取れていれば最終節はもっと面白いものになった。そういう意味でサッカーファン全体に少しばかり申し訳ないことをした。)
一方の浦和。流石に選手全員が固かった。トラップ、動き、パス、全てぎこちなかった。一シーズンあれだけ自信満々で戦ってきた浦和の選手が固くなっていた。彼らも(当たり前だが)人間だったのだ。これが浦和が今節で優勝を決められなかった最大の理由であった。
さあ、これでリーグの優勝は最終節までもつれ込んだ。
浦和の絶対有利は動かないが、浦和、ガンバとも死力を尽くした戦いをして欲しい。そして優勝したチームにはアジアでNO.1になり、世界クラブ選手権に出場して欲しい。それを切に望む。
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