ホームでは勝てるのよ

相手がアーセナルだろうがマンＵだろうが。
しかし、降格ゾーン１８位から抜け出せないウエストハム。
不思議なチームです。

去年８月２６日からアウェイで勝てない。
今シーズンもすでに８８８分間、アウェイでは無得点。
しかもここ２試合で９失点。
おまけに今節の相手、ニューキャッスルには２００１年から未勝利。
どー考えたって分が悪い。

しかし、

「こちら st.ジェイムズ・パーク、展開がまるで読めません!!」


苦戦続きのカービシュリー、
失点を恐れて、もっと守備的に始めるかと思いきや、果敢に打って出ます。
アウェイ未勝利をなんとかしよう、って心意気ですか。
ハマーズの出足の良さに押され、セカンド・ボールも次々拾われ、
受けにまわったニューキャッスルはタジタジ、
トップのマルティンスにボールが入りません。

ハマーズがイニシアチヴを取る前半、19分22分と立て続けに2ゴル。
やっとアウェイ無得点記録が途切れましたね。
得点したのはコールとヘアウッドですが、
テヴェス、ザモーラの二人がいないため急遽スタメンの3、4番手のFWですよ。
今季1ゴルずつしか記録してないつーのに揃い踏み。
こんな展開、予測不能です。

しかも先制点のアシスト、ハイ・ボールに弱いDF陣を立て直すため、
スパーズから緊急補強したダヴェンポートですよ。
長身のヘッドでファーから折り返してコールがズドン。
スパーズでニューキャッスルとやったばっかなのに、
移籍してまたニューキャッスルと対戦だなんて、ね。
後半には移籍後初ゴルか? てなシーンも。
取り消されちゃったけど。

0-2 で、そろそろ前半終了かぁ、
いや、このままじゃ終わらないだろな、

と思ったロス・タイム、ハマーズに不幸が襲いかかります。
完全にオフ・サイド・ポジションのパーカー目がけ
右からミルナーの低いシュート気味のクロスが入ります。
オフ・サイドを承知のパーカーはボールをまたいでスルーした形に。
GKキャロルもパーカーを意識して飛び出せず、
しかし、ボールはゴールマウスに吸い込まれ主審はゴルを認定。

そんなんありかよぉwwww!!!

誰だって食って掛かりますよ。
ボールには触れてないからプレーには関与してない、
なんて言い分通らねぇだろがぁ。
ルールを都合のいい様に曲げて解釈しすぎだべ。
抗議したキャロルとファーディナンドはイエロー。
提訴だ、提訴。


モヤモヤしたまま後半突入。
52分、ボア・モルテまさかのハンド。
PKをソラーノが決めてついに2-2。
ちょぉぉぉっと弱気のハマーズ。
逆に元インテルっ子マルティンス、
脅威のフィジカルを生かし、枠内シュートを連発。
必死のセーヴィングで応えるキャロル。
こっちだって元マンUっ子だぁ〜い。

殴られっぱなしじゃいらんねぇぞぉ、アウェイ勝利をつかむんじゃい、
と必死に応戦するハマーズ。激戦の様相を呈して来ました。
攻守の素早い切り替えだけでなく、ディフレクションが意外な方向に出たり、
そりゃあもう展開なんか読んでる余裕ないです。

おまけに次々故障者が出て、
ピーター・ラメージが太モモにダメージで交代。　　ダジャレ加代
ファーディナンド(マンUのリオの弟)も同じく。
NC のGK シェイ・ギブンは鼠頚部。
クウォーシーは頭から出血。
ユニを着替えて出て来たら背中は無地。ナンバーなし。
(けっこードレス・コードいい加減なのね、サッカーの母国。
ヴィラのGKキラリーだってスウェットの長ズボンだし)

色々有りすぎてベンチは野戦病院状態。
で結局ドロー。お疲れ様でした。
見てる方は、ホント楽しいゲームでした、御馳走様、だけど、
やってる方はホント大変、つくづく大変、もぉ、どんだけ大変、てカンジ。



３エッグマンズ参上。



ハムにエッグは相性抜群、
テキトーに思いついたハムエッグのネタですが、
ウエストハム会長の名前が　Eggert Magnusson　さん!?
Egg じゃん。　
思いもよらぬシンクロニシティ状態。
てか、元々は鉄工所の労働者が起源らしいから、

×　お肉のハム　　　　
〇　ハンマー

ですよね。