心のベストイレブン

　毎回、W杯、ユーロ、CLの決勝明けは、会社を休むことにして
いる。
　決勝を生で見終わり、平日にしかできな用事を済ませる。これが
意外に手間取り、結局午前中がつぶれてしまう。その後、昼から外
で日本酒を飲んでへべれけ状態。帰宅して昼寝というか夕寝。夜、
夕食はスペインが優勝したからと、宅配のパエリアで再び飲む。飲
みながらテレ朝のW杯特集番組を見ていたが、もう少し全体的な
内容のほうがよかったかも。

　さて。私の心のベストイレブン

GK
カワシマ・エイジ　日本
　試合によっては、このGK、何本もシュートを止めているなって
選手はいたのだけれど、数試合にわたって常によかったのは、やっ
ぱりこの人かな。身びいきか。

DF（SB）
マイコン　ブラジル
　ダニウ・アウベスが代表でレギュラーになれない訳が分かった。
縦へのスピードは半端でない。なぜ、ブラジルは次々とすばらしい
サイドバックを生み続けるのだろうか。

ホルヘ・フシレ　ウルグアイ
　１対１に強かった。縦に早いタイプではないけれど、ゲームを
組み立てることができる。

DF（CB）
ピケ  スペイン
　センターバックでオーバーラップをして、スペインの細かなパスに
も対応して、なおかつ相手DFを細かな切り返しで抜くなんて……。
従来のセンターバック像の概念を超えている。

ルッシオ　ブラジル
　「そこ、セーフティークリアだろ」って場面でも、自陣ゴールラ
イン当たりでボールキープして前を向ける。一見、無骨そうなんだ
けど、やっぱりブラジル人。テクニックがある。

MF
エヒディオ・アレバロ　ウルグアイ
　運動量豊富で、どこにでも顔を出す。組み立てるよりも、つなぐタ
イプだけれど。相手の中盤をしっかり押さえていたから、ウルグアイ
もあそこまで勝ち上がれたのでは。

メスト・エジル　ドイツ
　ブンデスリーガって見ていないから、こんな人がいたなんて知らな
かった。うまいのにとても早い。つまり、パスの出し手と、それを受
ける早い選手が一体になっている。こんな選手がいると相手は困る。

アンドレス・イニエスタ　スペイン
　この人のトラップのうまさは参考にならない（笑）。なぜ、至近距
離からの思いっきり強いボールをあんなにぴたりとトラップできるの
か。

シャビ　スペイン
　あの、アウトサイドでボールをつつきながら回転し始めると、相手
がチェックするのをあきらめるほどのボールキープには、毎度ながら
ため息が出る。

FW
ディレク・カイト　オランダ
　つまり、日本の目指すディフェンシブ・フォワードってこういうプ
レーなんでしょっていう見本のような選手。あれだけ動いて守備をし
ても、オランダの高速攻撃にちゃんと絡むところがすごい。

ディエゴ・フォルラン　ウルグアイ
　W杯開幕日のウルグアイ対フランス戦を見たとき、すごい選手だと
感じたけれど、最後まで評価が変わらなかった。FW として必要なも
のをすべて持っている。