シリア

 世論はどうも、「こんな弱い相手に試合する意味があるのか」的
な内容が多いように見受けられるが、私は全くそうは思わない。調
子の悪いときには、弱い相手と試合して調子を取り戻す、あるいは
自信を取り戻すことが多い。
 強い相手、イーブンな相手とやって、やりたいこと、やれること
の整理がつかぬままに余計にチームが悪い方向に行くよりは、弱い
相手とやって、「そうそう、こうやればいいんだ」というい方向性
の確認、勝ち癖などをつけておくほうがいいと思うから。

 1点目なんて、テレビで見ていて「打て」って叫んだら、本当に
シュートしていたし、それがゴールになって、「あっ、入っちゃっ
た」って思った。ガチガチのディフェンスならシュートコースを作
ることが出来なかったかもしれないし、シュートしようというメン
タルな気持ちが生まれなかったかもしれない。でも、国際試合で、
あの距離からシュートして得点できた長友は、自信につながったと
思う。
 また、前半早々の右サイドからの切り崩しで玉田がシュートミス
したシーンも、まるでスペイン代表のようだったし、少なくとも玉
田はパスせずにシュートしたし、こういう展開が出来るというのは、
絶対に自信につながるはず。
 後半は、あまりよくなかったけれど、全般的にみても、いい調整
試合になったのではないかな。もちろん、岡田監督の「カタール戦
に対して、何も保障してくれないことは分かっています」は、その
通りだけれど。

 ちなみに、国歌独唱は、TASAKIペルーレ扱いだったのね。最初、
なでしこジャパン扱いかと思ったが。確かに、田崎真珠は神戸にあ
るからね。でも、TASAKIペルーレは休部してしまうんだよね。これ
って、そういう花道なのかなあ。

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