ビジネス書

 普段、サッカーの書籍ばかり読んでいる。定期的に購入している
雑誌は「サッカーマガジン」「サッカー批評」あたり。ナンバーの
サッカー特集は惰性で購入しているが、最近は読み捨てている。
 年も年だけに、たまにはビジネス書を読んで、そっちの勉強もし
たほうがいいのかなあと思って購入したのが以下の書籍。

 

 「アディダス対プーマ もうひとつの代理戦争」

 

 ま、結局サッカー本の範疇を微妙に超えていないのが悲しいが。
でも、ビジネス書である。本屋でも、ビジネス書の棚に並んでいる。
読んでみると、ビジネス戦略の話もところどころ出てくる。ちょっと
参考になるところもある。

 

 だがしかし。

 「アディダス格好いいなあ。でも高いなあ」「プーマ格好いいな
あ。でも幅が狭いからなあ」と、国産のオニツカタイガーを履いて
いた世代にとって、「ああ、あのころこういうのが流行ったのは、
こういう背景だったからか」とか、「そういえば、こんなブランド
展開していたなあ」と、懐かしくなる部分が少なくない。
 双方のブランド展開の軸には、常にサッカーがかかわっているが、
明らかにサッカーの書籍ではない。でも、退屈な部分はあまりなか
った。
 マイナーなものも含め、世界のスポーツブランド(南米は含まれ
ず)の相関図がどんな感じなのか、なぜそうなったのかが分かった。

 

 昔サッカーをやっていた40代以上の方にお勧めである。もちろん、
ビジネス書として。

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