最も注目度の低いカード?
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レキ
2006年06月15日 20:42 visibility75
誰がどう見ても地味な対戦、チュニジア代表VSサウジアラビア代表。
しかし、内容は地味なんていっていられないものだった。
試合がおもしろくなったのは、後半12分にサウジが1−1に追いついてからだ。
同点後、サウジは追いつくために監督が緻密な選手交代を使ってきた。
引き分けるためでなく、1点を取り勝つための交代。
チュニジアの監督もサウジの効果的な選手交代にあわせるように、やはりカードを切ってくる。
両チームの監督とも試合中にできる限りの手を打った。試合中に監督のできる仕事をきっちりとしているのだ。その姿は、どこかの国のサッカーの神様監督とは大違いに見えた。
さらに選手たちもその監督の意図を理解してピッチに出て行く。
また、これも両チームにいえることだが、暑い中最後までコンパクトで相手にスペースを与えないままの陣形を90分通して保っていた。試合自体がしまったものになった。
ワールドカップは対戦カードの国名で見る試合を選ぶと損をする、と改めて知らされた。
スペイン代表に大敗を喫したウクライナ代表は、この2チームに勝たなくてはならないが、
それはたやすいことではないだろう。
- 事務局に通報しました。
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