互いに苦手なPKへ

  • レキ
    2008年06月24日 21:14 visibility103


負けてはいけないチーム同士の対決。

前半は、スペインの「らしさ」を3割引にできたイタリアのペースといえるのではないか(シュート2本でも。笑)。




後半14分、イニエスタとシャビを下げる。僕には疑問だった。



キエッリーニの素晴らしいディフェンス。
他のイタリア選手もシュートコース、パスコースの消し方がさすにカテナチオの真骨頂。スペインのワン・ツー、ダイレクトパスの繋ぎが見られない。




3夜連続の延長戦へ。

緊張感しかない延長前後半。
デル・ピエロの投入後半5分では遅すぎた気がする。彼がボールにさわると他のイタリア選手と動きが違ったのに。もったいない。



PK戦へ。

僕はイタリアにPKの良い印象がない。イタリア人はPK戦になると、ゲーム中とうって変わって自信なさそうな顔つきになるように見える。
スペインは6月22日のPK厄日があるらしい。86年W杯のベルギー戦、ユーロ96のイングランド戦、2002年W杯の韓国戦、とPKの末敗退した過去があるそうだ。よくもまあこれだけ同じ日に…と思うが、そんな呪縛を解き放ったのはカシージャスだった。2本止めて準決勝へスペインが進んだ。



もしも、イタリアのCFがトニでなく、昔のヴィエリだったらなぁと妄想してしまう。トニは大会前「ドイツで少ないチャンスを物にできる自信がついた」とインタビューで語っていたのだが… CFが点を取る、もしくは決定的な仕事をしないとイタリアのようなチームは勝ち進むのは難しいだろう。
でもこの準々決勝、ユーロ2008では最もイタリアらしい試合ができたと思うし、こういう緊張感あふれる120分間スコアレスの試合が観られて満足だ。




スペインも思っていた以上に守備が堅く、セスクも動きがアーセナルでやっているときを彷彿とさせる良い動きだったし、これで攻撃面は磐石だろう。優勝の可能性が高いチームであることを証明した試合だ。





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