なでしこ、元気!
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レキ
2006年07月23日 00:45 visibility60
試合中、選手たちは終始落ち着いていた。
落ち着いた焦りのないプレーが、どれだけ自分たちの力を出すことにつながるかということを、思い知らされた試合だった。
相手が格下とはいえ、パスもシュートも狙ったところへいっていた。
ゴールへの執着心も強く、クロスの正確性、シュートの技術どれもすばらしいものがあった。
足元の技術も、実戦の中で上手いボールの扱いができているところに好感が持てた。
男子の代表は技術力は確かにいい物を持っていると思う。けれど、実戦でその自慢の技術が生きた場面を見れることは少なかった。どれだけ格下の相手と試合をしたときでもだ。
さらに女子代表は人とボールの動きの連動性に無駄がない。
特に中盤から自陣近い、ボールを奪取されてはいけない位置で選手がボールを持ったとき、パスコースを2つは常に確保できるように動いていた。
攻めはサイドから、中央から、と偏らず、相手に守備の的を絞らせなかった。
精神的に落ち着いていたのか、ゴールマウスがよほどよく見えているのだろう、足でも頭でも精度の非常に高いシュートが打てていた。
ダイレクトのパス回し、足元へのパス、スペースへのパス、それらのスピードも速くすべきところは速く、丁寧にすべきところでは丁寧に。
守備の面では、チャイニーズ・タイペイもカウンターを時折見せる場面もあって、1失点をしてしまった。
しかし、はっきりとしたクリアや、相手への厳しいプレスを心がければ守備の修正は可能だと思えた。
次の中国戦、ぜひ勝利してFIFA女子ワールドカップの出場権を掴み取ってほしいし、それはそんなに難しいことではないと思わせてくれる試合だった。
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- 事務局に通報しました。
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