4試合連続無失点も実らず
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レキ
2006年06月28日 00:17 visibility78
攻守の切り替えが速いというより、コインの表と裏が何度もひっくり返るように、攻守の入れ替わりが多いといったほうが正確かもしれない試合。
それでも両チームコンパクトな陣形を保っていたので、フィールドの20人が走る距離を非常に求められるゲームになった。
スイス代表、ウクライナ代表、ともに献身的なサッカーをみせてくれた。
両チームの力が拮抗していたことと、トーナメントで負ければ後がないことからか、まず守備に力を入れ、中盤でも潰しあいが多く見られた。
気になったのは、主審が笛を吹かな過ぎるところだ。もしかするとポルトガル代表タイオランダ代表の影響があったかもしれないが、そうだとしたら主審のジャッジに対する考え方を疑う。
スイスは当然の策かもしれないが、シェフチェンコには常に誰かがマークにつき、決定的な仕事をさせない。
ウクライナはシェフチェンコがパスの供給源になるなどの変化をつけたが、得点には至らず。
驚くような個人技が出るわけではないが、まさに総力戦という試合だった。
延長戦、そして今大会初のPK戦。ここではぴんと張った糸が切れたように、スイス代表選手は1本もゴールを決められず力尽きた。
合計390分間、失点を許さなかったスイス代表の選手たち。彼らの常に全力を出し切るサッカーを忘れることはないだろう。
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