親善試合とはいえ

  • レキ
    2006年06月01日 00:21 visibility69

ドイツが思っていたより真剣だった。おかげで、キリンカップの10倍は意味と内容のある試合になった。
出場しないと言われていたバラックもフル出場していたし、ドイツが現状のフルメンバーだったのにも驚いたし、うれしかったし。

 

前半、ドイツに圧倒的にボールをもたれながらも、守備に集中し、カウンター気味の決定的な速い攻めもキレていた。
後半の高原の2得点はもちろんすばらしい。何より落ち着いてシュートを打っていたのが大きい。


けど、ドイツのDF陣はちょっと出足が鈍い気もした。W杯本番のオーストラリア、クロアチアのDF陣もこの日のドイツくらいのアジリティしかないなら、日本は無得点に終わらずに済むだろうな。

 

この日、個人的に光っていたと思う日本の選手は、まず中田、ロングパスから再三いい形ができていた。後半得点したあとは前に出すぎて守備が薄くなる場面もあった気がするけど、彼の深めからのパスはW杯でも大きな武器になる。


次に柳沢。もともとFWとしては好きな選手でなかったのだけど、コンフェデ以降大きく変わって、ゴールへの意識が大きくなったと思う。第1選択肢が「パス」だったのから、「シュート」へ変わったのが観ていて気持ちいい。

2得点の高原は言うまでもなく、で。

 

逆に期待はずれだったのは中村。彼を経由する場面が少なくボールに触れる機会が少なかったとはいえ、ポジショニングに疑問が残った。でもW杯での活躍は期待してるよ。

 

加地、怪我の具合が心配! W杯直前に試合中とはいえ怪我をして、もし出場できないとなれば、右サイドの守備を考えるとホント心配。

 

ともかく、日本代表がこのくらいのポテンシャルを大会本番でも発揮してくれれば「どの国が相手でも恥ずかしいようなサッカーはしないで済む」という証明をしてくれたと思う。

 

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