神なんていない

  • レキ
    2008年06月21日 21:13 visibility90


ジリジリした90分間だった。
前半からクロアチアの選手たちが水を頭からかぶっていたし、ピッチはかなりの蒸し暑さがあるのだろう。TV解説者は「サウナのよう」と言っていた。両チーム選手、動きは重かった。


70分くらいにトルコはFWを投入して2トップに。
ここから両チーム動きが激しくなるが、チャンスはクロアチアに多くなるのは前半から同じ。


結局延長戦になり、7分、クラスニッチ投入(2度の腎臓移植から復帰した彼の活躍を願わずにはいられなかった)。しかし彼に有効なボールはわたらず。
延長前半は100%トルコのものだった。疲労の限界がクロアチアにきているように見えた。










119分、モドリッチがラインを割りそうなボールをなんとかクロスを上げ、クラスニッチがヘディングでゴール!!!
監督のビリッチもピッチに入り選手たちと喜びあう。




どれだけの人がゲームは終わった思っただろうなかの120分、トルコはクロアチアゴール前にボールを放り込む。競り合う中、セミフがヘディングで同点…



なんなんだこの試合は!



奇跡的な同点団の後すぐにPK戦へ。
クロアチアの選手にPKを蹴る精神力、体力ともに事切れていた。4人中3人が外すという普通ありえない状態で試合は終わった。





大病からの奇跡的なカムバックを果たしたクラスニッチのゴールで試合が終わってくれれば、と119分から僕は祈り続けていたのだけれど。サッカーに神なんていないのか、と独りごちてしまった。
(クロアチアに傾いた観戦記ですみません)



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