神なんていない
-
レキ
2008年06月21日 21:13 visibility94
ジリジリした90分間だった。
前半からクロアチアの選手たちが水を頭からかぶっていたし、ピッチはかなりの蒸し暑さがあるのだろう。TV解説者は「サウナのよう」と言っていた。両チーム選手、動きは重かった。
70分くらいにトルコはFWを投入して2トップに。
ここから両チーム動きが激しくなるが、チャンスはクロアチアに多くなるのは前半から同じ。
結局延長戦になり、7分、クラスニッチ投入(2度の腎臓移植から復帰した彼の活躍を願わずにはいられなかった)。しかし彼に有効なボールはわたらず。
延長前半は100%トルコのものだった。疲労の限界がクロアチアにきているように見えた。
119分、モドリッチがラインを割りそうなボールをなんとかクロスを上げ、クラスニッチがヘディングでゴール!!!
監督のビリッチもピッチに入り選手たちと喜びあう。
どれだけの人がゲームは終わった思っただろうなかの120分、トルコはクロアチアゴール前にボールを放り込む。競り合う中、セミフがヘディングで同点…
なんなんだこの試合は!
奇跡的な同点団の後すぐにPK戦へ。
クロアチアの選手にPKを蹴る精神力、体力ともに事切れていた。4人中3人が外すという普通ありえない状態で試合は終わった。
大病からの奇跡的なカムバックを果たしたクラスニッチのゴールで試合が終わってくれれば、と119分から僕は祈り続けていたのだけれど。サッカーに神なんていないのか、と独りごちてしまった。
(クロアチアに傾いた観戦記ですみません)
- favorite7 visibility94
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件