電車止めるなよ

セリエB降格を申し渡されたフィオレンティーナ。
イタリアで17日にこの処分に対して不満をもつサポーターが線路を行進し、鉄道が運休となる事件が起こったという。

鉄道会社の広報によれば、18時30分頃に1000人あまりのファンがフィレンツェで2番目に大きい駅の線路を行進。ローマとミランを結ぶ路線の電車すべての運行を停止させたとのこと。
ロイター通信が報じている。

サポーターの気持ちはわかる気もするけど、向ける矛先が全然違うんじゃないのかな。
こんな運動したって困るのはイタリアサッカー協会でも、スポーツ裁判所でも、ましてや八百長に関わっていたフィオレンティーナのお偉いさん方でもないんだから。
実際に困るのは、そんな短絡的な運動をしたサポーターの家族や友人・知人であったりするはずだ。
こういう話はサッカーに限らない。
カッときているとき、衝動的に集団で行動すると、抗議する相手を間違えて何の関係もない人たちに迷惑がかかるだけだったりすることが、得てして多いと思う。