これでいいの? セリエA不正事件処分

  • レキ
    2006年07月15日 21:33 visibility168

セリエAのユベントス、フィオレンティナ、ラツィオ、ACミランの八百長(審判指名不正)疑惑で、イタリアサッカー協会(FIGC)のスポーツ裁判所はこの4チームへの裁定を決定した。

 

ユベントス セリエB降格 勝ち点−30でリーグ戦開始
フィオレンティナ セリエB降格 勝ち点−12でリーグ戦開始
ラツィオ セリエB降格 勝ち点−7でリーグ戦開始
ACミラン セリエA残留 勝ち点−15でリーグ戦開始

 

各チームとも欧州チャンピオンズリーグ、UEFAカップへの参加資格は取り消される。

 


ユベントスに関してはセリエCに降格されなかったことが、イタリアのW杯優勝の「恩赦」的に伝えられているけど、実質セリエAに戻るにはこのマイナスの勝ち点からだと2年はかかるだろう。
そして、もっとも疑問なのはACミランだけセリエAに残留の上、勝ち点のマイナスも15点と多くはないこと。有力チームの抜けた来期も優勝争いは狙える裁定だ。
やはりACミランのオーナーがイタリアの元首相ベルルスコーニということが関係しているのでは、と思うのは邪推だろうか。

 

イタリアサッカー界はその運営の影に政治家やマフィアも深く関係している、と以前から噂は絶えないが、こういう偏りのある荒療治ではさまざまな不正の改善になるのかは疑問が残る。
(ACミラン自体は個人的に好きなチームなので複雑な心境です)

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