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レキ
2006年06月26日 21:37 visibility159
オランダ攻勢の中、ポルトガルのC.ロナウドとデコの右サイドの崩しから、マニシェがDF2人をかわしながら見事なゴール。
今大会のマニシェのキレのよさは、決勝トーナメントに入ってもそのままだ。
オランダ代表はボールポゼッションではポルトガル代表を上回り、攻撃を仕掛けながらも、ポルトガルはチームを挙げて粘り強いディフェンスを90分間続けることができた。
特にロッベンの飛び出しにつながるボールを、ミゲルがほぼパーフェクトに封じた。ロッベンに頼る傾向の強いオランダにはかなり効いただろう。
何よりイエローカード16枚で両チームから2人づつ退場者を出す結果にしてしまったレフリーが、試合を荒れたものにしてしまった。
主審がカードを出すたびに選手の苛立ちが見て取れたし、レフリングとして上手くさばけていない場面が多かった。試合中、カードを出せばラフプレーが減るというわけではない。この試合のようにカードがカードを呼ぶようなゲームになることだってあるのだ。
2002年日韓ワールドカップのときの、レフリーの誤審や不適切なジャッジのあまりの多さのため、今大会では審判団の組み合わせ方やレフリングの申し合わせをしてきたはずだった。
なのにこの試合のように選手のせいでなく、主審の責任で1試合4人の退場者というワールドカップのワースト記録を作ってしまったのは残念だ。
選手の気迫の伝わるプレーや監督の采配の妙など、見所の多い試合のところを、ジャッジが荒れた試合に見えるようにしてしまったのが残念でならない。
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