こういう試合が見たかった!

  • レキ
    2006年06月12日 20:59 visibility46


試合結果は3−1でメキシコと一方的のようだが、このワールドカップで観ていて一番血の騒ぐ試合だった。
単純に画面から目を離したくなくなる。

 

前半は強豪メキシコ代表に対して、イラン代表は互角かそれ以上の戦いをしていた。
メキシコ先制の後、イランは相手ゴール前でのこぼれ球を押し込み同点に。イラン自慢の攻撃的プレイヤーも力を発揮していた。

 

後半になると、イラン代表の選手はスタミナが切れたのか運動量が落ち、一方のメキシコ代表選手たちはCBまでも前線まで駆け上がる場面もあり、まだまだピッチを動き回る。


メキシコはイランのキーパーのミスからの2点目を入れると、立て続けにTVゲームのようなクロスをヘッドで決め3点目。

 

メキシコはフィールドプレーヤー全員がトラップを始めとする足元の技術が卓越していて、してはいけないところでのパスミスもほとんどない。
選手の誰かがパスを受けると周りが走り出し、チームが連動して機能していた。
特に誰がすごいというのではなく(スタープレイヤーに頼らない)、チームとして強さがあった。

 

コンフェデで日本がけちょんけちょんにされたから言うわけではないけど、高さはなくてもこういう戦い方もあるという、ある種日本代表の手本になりうる戦い方だと思う。

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