主力温存でドロー

ミッドウィークにCLを控え、主力温存。サンシーロは芝を全面張替え。

カラッチ
オッド、ボネーラ、カラーゼ、ヤンクロフスキー
ガットゥーゾ、エメルソン、グルキュフ
セードルフ
パト、ジラルディーノ

カカ、ピルロはお休み。マルディーニ、アンブロジーニはベンチ。ジャノラ、パロスキのプリマベーラの選手もベンチに控える。スタメンで最も在籍年数の長いガットゥーゾがキャプテンマーク。

33分、カターニャ戦と同じような位置からパトがミドルシュート。鋭い弾道も、GK正面。

36分、足に違和感を訴えたセードルフがアウトでパロスキ。パロスキ、パトがワイドに構える4−3−3。

前半は両チーム共にシュート数が少なく、盛り上がりに欠ける内容。ミランはポゼッションするものの、ガットゥーゾ、エメルソンで流れが停滞。さらに両サイドバックからのクロスが一度も合わず。中に4人が待つ状態で、完全にフリーながら、ノーチャンスなボールを送るオッドには観客からもため息が漏れる。

後半開始から、ヤンクロフスキー、エメルソンアウト。ヂガン、アンブロジーニ。ボネーラが左へ。

50分、51分、52分と立て続けにピンチを迎える。カラッチがファインセーブをみせ失点を免れる。

53分、ペナルティエリア付近でロッキに簡単にポストプレーを許し、落しをビアンキに流し込まれ0−1。

56分、左サイド深くをえぐったグルキュフの折り返しにパトが叩きつけるボレー。左に外れる。

64分、CKにあわせようとしたカラーゼがベーラミに引っ張られ、PK獲得。オッドが決めて同点。

80分、パトのドリブルからペナルティエリア内に走りこんだパロスキへ。うまく体を入替えたパロスキが、シュートを狙える体勢ながら、パスを選択。DFに引っかかり、チャンスを逃す。

83分、CKからのカウンターで、スピードに乗ったドリブル突破を図るパトがデシルベストリに体で止められる。デシルベストリ退場。

92分、右CKからファーでジラルディーノのアタマ。枠を外れる。

1−1のドロー。

カカ、ピルロに加え、セードルフも早々に欠いたミラン。ジラルディーノの消えている時間が多く、中央で基点を作れず。ほとんどの攻撃が左サイドに張ったパトのドリブル突破から。右サイドではオッドのボールタッチ数が多かったが、まともなクロスを供給できず。

グルキュフは副審と逆サイドからのCKの際、ラインからボール二個分はみだしてセットする癖があるようで、カメラに毎度映されていた。

カカが年俸1000万ユーロで契約延長。ベルルスコーニ体制のうちは、移籍することはなさそうだ。

ミッドウィークにはホームでアーセナル戦。張り替えたきれいな芝の上で、良いサッカーを見せてほしい。温存した選手たちがきっちり活躍することを願う。





chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。