スーパーピッポ

昼間にはスコールが降ったというアテネ。ややスリッピーなピッチ。

ジーダ
オッド、ネスタ、マルディーニ、ヤンクロフスキー
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ
カカ、セードルフ
インザーギ

バイエルン戦のセカンドレグやマンU戦のようにガツガツはいかないミラン。
縦へのボールがほとんど入らず、前線孤立。セードルフは全く攻撃に絡めない。
ポゼッションから両サイドを高い位置にという展開ではなく、ピルロからのロングボール狙い。
カカは幾度か単独突破を試みるが、マスチェラーノがついてきてフィニッシュまでは持ち込めない。

前半はリバプールペース。大きなサイドチェンジを繰り返し、幾度かチャンスをつくるがフィニッシュの精度を欠く。

前半終了間際、ミラン先制。ゴール正面ペナルティエリアすぐ外からのFK。ピルロの低い弾道のシュートがインザーギに当たり、コースが変わってゴールに吸い込まれた。
インザーギの腕に当たっていたように見えたが、抗議もなかったので問題なさそう。

後半もリバプールペース。ミランにミス多く、ヒヤッとするシーンも。

82分、インザーギが追加点。カカからのスルーパスをオフサイドギリギリで抜け出したインザーギが、レイナとの一対一をうまく流し込んだ。

88分にはCKからカイトに決められ2−1とされたものの、反撃はそこまで。
2−1でタイムアップ。

決勝までの間にベルルスコーニからゴールの要求をされていたインザーギ。前線で孤立しながらも、少ないチャンスできっちりと仕事をした。

ミスが多く、いつものミランらしくない戦い方であったが、結果は残した。

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