いい試合がみれた

雨。スリッピーなピッチコンディション。ボリエッロがベンチに復帰。

ジーダ

オッド、ネスタ、チアゴシウバ、ザンブロッタ

アンブロジーニ、ピルロ、セードルフ

パト、インザーギ、ロナウジーニョ

４−３−３で臨むミラン。CLの舞台であまり使ってないフォーメーションを試す。

ロナウジーニョが持つたびにブーイング。セルヒオラモスにぴったりとマークにつかれ、思うようにプレーさせてもらえない。

14分、ベンゼマのドリブル突破に、エリア内でザンブロッタがスライディング。ベンゼマにうまく体を入れられていたため、後ろからの形となり、PKをとられなかったのが不思議なシーン。

19分、グラネロのミドルシュートを正面でジーダがキャッチしたかに見えたが、ファンブル。つめていたラウールにボールをさらわれ、失点。ジーダのありえない凡ミス。

リトリートして自陣深くで守るミラン。完全に崩されたシーンはないものの、いいようにパスを回される。カカにドリブルを仕掛けられたら怖いのだが、パスを選択することが多く、脅威にはなっていない。

６０分、インザーギアウトでボリエッロ。インザーギは後半は完全に消えてしまっていた。

６２分、左サイドから、中を向きながらピルロがクロスと見せてロングシュート。無回転でニアへ突き刺さり、同点。

６６分、カウンター。アンブロジーニがパスカットから裏へ一本。パトが抜け出し、エリア外まで飛び出してきたカシージャスのタイミングを外し、無人のゴールへ流し込む。逆転。

76分、CKから。ペナルティエリアの外で待つドレンテへ。ワントラップからのシュートを決められ、同点。

７７分、左サイドで前を向いたロナウジーニョ。ぺぺを相手にドリブルを仕掛け、抜きさる。アウトで中に入れるも、DFに弾かれる。

８５分、左CK。ロナウジーニョが入れる。チアゴシウバがあわせ、ミラン逆転。と思いきや、なぜかファールの判定。どこにファールがあったのか確認できなかったが、両チームが審判に詰め寄り、騒然となる。

８８分、右サイドからパトが仕掛ける。DFに引っかかり中央にこぼれたボールがロナウジーニョのもとへ。左のセードルフに流す。中に持ち込みシュートとみせ、逆サイドのパトへふわっと。フリーのパトがダイレクトで右足ボレー。ミラン逆転。

８９分、ロナウジーニョアウトでフラミニ。

２−３でミラン逆転勝利。ロナウジーニョが調子を上げてきたように思える。ジーダの凡ミスで敗戦濃厚な流れから、後半はいい試合を見せた。

ローマ戦に続き、審判に助けられた部分もあるが、この勝利でなんとかグループリーグ突破がみえてきた。