新居辰基、試してもらえませんか?

昨日8月16日の日本代表対イエメン戦後のオシム監督のコメント:
「大事なのは、審判がプレゼントしてくれたFKなのか、相手がファウルでしか止められないプレーをしたのかということです。
相手が苦し紛れのファウルで止めるようなプレーを繰り返すことが重要です 」

これを聞いて思わず、「新居だ、新居を呼んでくれー!!」と叫びそうになりました。

8月12日のJ2、現在J2首位の柏を、鳥栖が新居辰基のハットトリックを含む5得点で破ったのでした。
テレビでは夜中の3時に始まって、最初のゴールだけ見て寝ようと思ったのが、結局最後まで5時まで見てしまった。
久しぶりにみるエキサイティングな試合だったから。

で、これがまさに新居ショー。
最初のゴールは、山城がクロスをあげるときに、自分をマークする相手DFに向かってつっこむと見せかけて、さっと後ろにさがりながらシュート。
相手DF二人とも、( ゜д゜)...ポッカーン。
2個めのゴールはペナルティキックでゴールの右上にループシュート。GK南動けず。
3個めは、この間の札幌戦で見せたのと同じ、ゴール前で相手DFを背負った状態でねばって振り向きざまにシュート。

特に何が凄いかというと、2個めのPK。本人もこれが一番好きだと言っている。
なぜならこれは相手にもらったPKではなく、ファウルを取りに行った新居の技と猫科の本能の結果だから。
その5分くらい前に、新居は柏DF岡山一成の脇をドリブルですり抜けようとして、岡山がたまらず小柄な新居を腕で抱くように引っ掛けてファウル。
当然イエローが出るかと思いきや(岡山自身「しまった」って顔してた)、出なくて、新居が一瞬ムッとする場面がありました。
(ガンとばすってほどではなかったけど、やれやれ)
だからもし、そのあとペナルティエリア内で鎌田が新居をひっかけたところでファウルを取らなければ、審判としては自身の判定の公正さを疑われかねないと思っても不思議ではない状況だったわけです。
実際に、新居の早さに不用意に対応した鎌田のあきらかなファウルでしたが。

で、PKはというと、ゴールの後ろはすぐ近くまで観客席があって(ピッチまでの距離が近いのなんの)、レイソルの黄色一色。
あんな近くから敵意に満ちた視線とブーイング浴びながら、それを嘲笑うかのように一呼吸はずしてのループシュート。
観客席からおもーい溜息。
新居はニヤニヤのヤンキー顔でガッツポーズ。

 |ω・`) オシムさん、ヤンキーはお嫌いですか?

 一度試してもらえませんかねえ。

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