オシムが見ていることの意味をわかっているのか

なんでこの試合の観戦記、誰も書かないかと思ったら、テレビ放映は前半だけだった
のですね。
(なんて中途半端な!)
これではスタジアム観戦してよく見えなかった部分を後で録画で確認なんてできませ
ん。

そういうわけで初めての観戦記なのに、うろ覚えで書かせていただきます。(間違っていたらごめんなさ
い)しかも二戦目が終わった本日8月6日に。

8月2日水曜日の夕方5時キックオフで、有休をとってひとりで国立競技場へいきまし
た。
席は、正面の向かい側のSAブロック自由席の上の方。暑さもそれほど厳しくなく夕方
からの涼しい風に吹かれて観戦。
夏休みで子供連れの客が多いし、ビールの売り子さんが頻繁に来てビールを売りま
くっていて御祭り気分が漂うSA席。
ハーフタイムには清木場なんとかいう歌手のプロモーションビデオが流れ、「ああ、
タイアップね、はいはい」と、またゆるい感じ。
(そういえば亀田のボクシングの試合も同じ頃でしたよね)
ときおり双眼鏡で、「オシムさん、まだかな」とVIP席を確認しながら、のどかに試
合を見てました。少なくとも前半は。

試合開始から20分も経たないうちに、山口とマグノアウベスのヘッドでたて続けにガ
ンバが2点をとり、楽勝ムードが漂いはじめて、そのまま前半終了。
ハーフタイムに明神と寺田を、二川と加地に替えてより攻撃的布陣にしたおかげか、
後半開始まもなく3点めをまたしてもマグノアウベスが決め、3-0に。
もうこれで試合は決定したかと思われました。
ところが!本当に相手の猛攻が始まったのはそこからでした。
明神をさげてDFがもろくなったのか、ガンバのゴール前で大連のパスが通るようにな
ってあせるガンバ。
ついには大連に1点入れられて、浮き足立っている状態のガンバは、その15分後にまた1点を取られてしまう。
はらはらする展開が続くなか、なんとか攻撃にもっていこうと懸命に前がかりに攻めていくガンバの選手たち。
加地(だったと思います)が早いスピードで相手ゴール前まで突破したときには、そんままシュートするかと思いきや他の選手にパス、結局得点ならず。 
あれれ、これってどこかで似たシーンを見たような・・・。
そうだ!、日本対クロアチア戦で、柳澤が「突然ボールがきたので」と言ったあのシーン。
その後終わり間際にまた相手ゴール前での絶好のチャンスに飛び込んだ幡戸(二川?)も、「なんで?」というような見事なはずし方。
WCの悪夢よもう一度、でした。
宮本はこの試合には最後まで出てきませんでしたが。

結局試合はそのまま、3−2でガンバの勝ち。
それでも後半が駄目すぎて勝った気がしない、ひやひやの一戦でした。
そのあとのジェフ対ウルサン戦も見ましたが、ジェフの選手はオシムが見ていることの意味を少なくともガンバの選手よりわかっているようでした。

*ところで帰宅して録画した試合のテレビ放映分を見たら、解説がゾノで、別の意味
で驚きました。

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