2008年4月5日 西武vs楽天

西武4−2楽天
http://www.seibulions.jp/game/scoreboard/record/2008040501.html
○石井一(3勝)、小野寺、星野、S大沼(1セーブ)
●田中(1勝1敗)、小倉、青山

チームに、石井一久が居る、という幸せ。
そんなことを、じわじわと実感できるような試合でした。

そうなんだよなあ、考えてみたら、石井投手がライオンズに居る、
ってことは、ものすごいことなんですよねえ。
お金ないのに、よく取れたなあ。よく来てくれたなあ。
走者を出しても、全く慌てることなく要所を締める、
ボール球でも難なく仕留められる、そして、素晴らしいフィールディング。
見ていてやられる気が、全くしませんでした。
8回までさすがの好投。改めて、存在感の凄さを思い知らされました。
若い投手は、こういうベテランを身近に見ていれば、多くを学ぶことができるでしょう。

ところで、インタビュアーからの「首位に立ちました!」という問いかけに対して、
「おめでとうございます。」ととぼけて答えたのは、
若松監督へのオマージュ(あるいはパロディ)でしょうか。

ナベQ監督の、思い切った(割り切った)采配も、凄みがありましたね。
「3連投中のグラマン、岡本真は、絶対に使わない」と決めていたとのことで、
小野寺、星野、大沼で、見事に締めてくれました。
絵面は地味でしたが、見ごたえがありました。

小野寺はグダグダでしたが、星野が自分の仕事をきっちりと果たして、
更に、その後の大沼は、四球を出したものの、開き直って、投げ切ってくれました。
あくまで先発で育ててほしい投手である、という認識は変わりませんが、
あれだけのストレートがあるんですから、制球が悪くても気にせず、
ど真ん中を狙って(どうせ適当にバラケますから(笑))、思い切って投げてほしいですね。

昨日、今日と、接戦で、いい粘りを見せてくれました。
これまでだったら、ずるずるとやられていても、おかしくなかった展開でしたが、
選手達は、勝ち方、というものがわかってきたのではないでしょうか。
ひょっとしたら、この2試合が、今後のターニングポイントになるかも知れません。
そう、振り返ってみたら、黄金時代の幕開けは、この2試合にあった!と!



…って、三百何十日ぶりだかの首位に立ったんですから、
ちょっとくらい、いい夢見たって、いいじゃないですか。。。

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