第261球 1回表を終了して11点のビハインドって・・・(トリプル第2試合)

え〜、前回の日記(<==リンク)の続きです。
 
 
 
早朝の第1試合に接戦で勝利して、個人的にも久々のクリーンヒットが出て、
非常に嬉しい気分で第2試合のグランドに移動しました。
 
「よ〜し、今日は絶対に3連勝するぞ〜!」
 
個人的にもモチベーションは最高潮でした。
 
第2試合目は、もう1チームの方のシニアリーグ(40歳以上)の
試合が10時半から予定されていました。
 
しかし、うちのチームは、リーグ戦の幹事チームとなっており、
グランドのライン引き等を行うため、7時半集合でした。
 
早朝を掛け持ちしているメンバーは、集合時間に遅れて行っても良いことに
なっていましたが、私は一旦帰宅するよりも、そのまま移動した方が近いし、
楽だったので、直接2試合目のグランドに向かいました。
 
グランドでは、初対面となる同い年の新メンバーのKさんを
紹介され挨拶を交わしました。
(後に貴重な戦力になることが分りました)
 
グランドでライン引きや、埃っぽいグランドに水を撒いたりして、
しっかりとコンディションを整えました。
(気分は阪神園芸でした・・・)
 
 
 

日記(<==リンク)にしていますが、
私も監督さんが投手を出来るなんて全く知りませんでした。
 
 
相手チームは、失礼ながら、リーグで最弱チームだと思います。
どう見てもうちのチームよりも平均年齢も高く、
これまでの試合中の様子を見ていても、野球が出来るだけで
満足しているような白髪交じりのおじいさんメンバーも沢山います。
(15〜6人のメンバーが全員打ちでした)
 
今年は初対戦ですが、去年は10点以上も差を付けて楽勝していました。
私自身、まあ、監督さんの先発もありかな〜なんて考えていました。
 
 
 
まあ、・・・油断・・・ですね。(どう考えても)
 
 
 
早朝野球でノーヒットだったコージ苑さんに、
 
「3試合目に備えて、この試合で打撃練習しておきましょうよ。」
 
等と、軽はずみなことを言っていました。(反省デス)
 
 
 
私は1番センターでの先発出場でした。
 
うちのチームは後攻でしたので、
いつものように走ってセンターの守備位置に就きました。
でも、まさか、そこから30分以上も外野で立ちっ放しになるとは。(笑)
 
 
 
しかし、還暦を越えて恐らく70歳近い監督さんにとっても、
この日の暑さは思った以上だったのでは無いでしょうか?
 
 
最初の打者は四球、そして盗塁。
次も四球、その次も・・・。(おいおいっ)
 
 
 
全くストライクが入らず、ランナーだけが溜まっていきます。
 
 
 
やっとバッターが打ってサードゴロ(あ〜やっと!)
 
 
 
kfpapaさん、ホームへ・・・悪送球。(ちゅど〜ん!)
 
 
 
そしてまたもや四球、四球・・・。
 
 
 
1アウトも取れないまま、たちまち0対3となり、
尚もノーアウト満塁のピンチが続きます。
 
 
ストライクさえ入れば、打ち損じがあったり、野手の正面をついたりも
あるかも知れませんが、四球ではどうしようもありません。
 
 
何回かマウンドに内野陣が集まりましたが、
私は、何かの罰ゲームのように外野の守備位置から
何も出来ないまま戦況を見守りました。
しかし、声だけは何とか出していました。
 
 
ふと、ベンチを見ると・・・
 
 
守備には就いていない新規加入のKさんが、ベンチの前面に立って、
「頑張れ〜!」と叫んでいた声が外野にまで届いていました。
 
 
私は、その声にどれだけ勇気付けられたことでしょうか。
 
 
 
「カキーン!」
 
 
 
初めての鋭い打球音・・・。
 
 
 
あっ、と思う間もなく、打球はライトの頭上を越えて、
ボールはグランドを点々と・・・。
 
 
 
センターの私も必死にボールを追いかけましたが、
満塁ホームランでした。
 
 
 
これで1回表ノーアウトのまま、0対7となりました。
 
 
一体、いつもでこの状況が続くのだろうかと他人事のように考えていました。
 
 
 
しかし、ここで、ついに投手交代で、温存されていた筈のkfpapaさんが
急遽マウンドに登りました。
(準備不足は否めません)
 
 
 
しかし、1度相手に行ってしまった流れは断ち切れずに、
微妙な当たりが内野の頭を超えたり、間を抜けたり・・・。
 
 
ノーアウトのまま、またしてもランナーが溜まります。
 
 
そして四球も挟まったりして、さらに4点を追加されました。
 
 
 
という訳で、1回表を終了して0対11の11点ビハインドの状況になりました。
 
 
 
「さぁ〜、1点ずつ返すぞ!」
 
 
円陣を組んで気合を入れましたが、あまりにも大きな11点でした。
 
しかし、私は相手投手に1球でも多く投げさせるべく、ボールをじっくり見ました。
絶対に早いカウントでの凡退をしないように心掛けました。
(相手にも30分間守らせるようなつもりで・・・)
 
結果は四球でした。
 
その後のバッターが、誰でどの程度粘ったのか全く記憶がありませんが、
私は、すかさず盗塁し、後に続くバッターのヒットでホームインしたと思います。
 
 
こうして・・・
 
 
1回裏は2点を返し、2回裏も2点、3回裏は1点と得点を重ねていきましたが、
最終的には11対5で敗れました。
非常に悔しかったですし、屈辱でした。
(相手チームはスミ1ならぬ、スミ11でしたけどね・・・)
 
 
やはり、実力差があっても、そんなにヒットは続くものではないですね。
 
 
この試合、私は今年初めての長打(3塁打)を打ちました。
打球は左中間を深々と破る会心の当たりでした。
 
点差があったので3塁コーチには止められましたが、
外野手の肩を考えれば、楽々とホームまで帰れたかなと思いました。
 
 
まあ、初ホームランは、次の機会に取っておきたいと思います。
 
 
 
既にこの時点で、早朝野球からのメンバー4人は、体力を消耗し尽していました。
 
 
 
試合後、監督さんは、
 
「私が試合をぶち壊しちゃったねぇ〜。相手にいいお中元を贈っちゃったなぁ〜。」
 
と冗談交じりに話されていましたが、その時は「冗〜談じゃないよ」と思いました。
(今、冷静に考えると油断はチーム全体の責任だと感じます)

 
 
 
 
(第3試合につづく・・・)
























































































































































































































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