意外に速球派!楽天ドラフト1位 塩見貴洋

  • 舎人
    2011年03月31日 23:55 visibility730



先週の土曜日の試合の動画をまた幾つか編集したので五月雨式にアップします。まずは相手チームの先発だった塩見という投手です。この投手は楽天が大石を指名したものの抽選を外し、外れ1位として指名した投手です。

昨年のドラフト時の評価だと「カーブやスライダーといった変化球がどれも低めに決めるコントロール。配球にバリエーションがあり、マウンド周りの処理とスピード精度は勝てる要素あり」(野球小僧2010年ドラフト総決算号)こんな風に書いてあります。
要するに軟投派と言うか技巧派投手ということなのでしょう。5段階の速球評価でも3番目の評価になっています。その代わりコントロールの良さは最高評価です。どんな大人のピッチングをするのだろうと期待していました。

ところが、私の見た塩見という投手は140キロ台中盤をビシビシ決め、最高球速はなんと148キロに達していました!。これは今年見た左腕投手では最高球速です。技巧派と思っていたのでこれはちょっと意外なことでした。その代わりに制球はややアバウト、すぐに球が真ん中に集まってきます。本に書いてある通り、全ての球が見事低めにコントロールされているということはありませんでした。これはどうも技巧派投手ではなく、パワーピッチャーの投球です。

この冬で速球派に変身したのでしょうか?塩見に限らず、選手というのは実際に見てみないと分からないということですね。

楽天ドラフト1位 塩見貴洋 2011年3月26日 ←New

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