唸る豪腕!田中太一 6月26日プロアマ交流戦 巨人対所沢グリーンベースボールクラブ戦のレポと動画アップ

  • 舎人
    2011年07月03日 06:52 visibility919







試合経過

先週の試合を見に行ってからどうも体調がすぐれず、なかなか更新できませんでした。まだ全快とは言えないのですが、取りあえず支障はなくなったので先週の日曜日の試合のレポと動画アップを行います。とは言っても試合のことは、胃の痛みと、ここのところの巨人の不甲斐なさのおかげですっかり忘れてしまいました。しかし、宮國と田中の投球についてだけは、そんな辛いことがあっても忘れませんでした。

先発をした宮國は過去2試合は2イニングのみの登板でしたが、この日は3イニングを投げました。投げるたびに安定感が増してきている感じで、素晴らしいの一言です。被安打なしの無失点。MAXは145キロでした。四球を2つ与えるあたり、まだまだ課題はありますが、ここ5年間で入団した高卒投手としては間違いなくトップの投手だと思います。翌日の報知新聞の「2軍なう」にも宮國のことが載っていました。

 “2軍なう”3試合連続無失点(報知新聞 平成23年6月27日)
 巨人のドラフト2位・宮國椋丞投手(19) が26日、プロアマ交流戦・所沢グリーンBC戦(G球場)に先発した。プロ最長の3回を投げ、無安打無失点に抑える好投。これでデビューから3連続無失点だが、「もっと体力を強化して、早く長いイニングを投げられるようになりたい」と貪欲に語った。
 マウンドで動じることはない。3回、先頭の村上にこの試合2つめの四球を与えたが、、続く伊藤を落ち着いてニゴロ併殺に仕留めた。「今日はいい球がなかった」と反省しながら、しっかりと結果につなげた。球速100㌔台のカーブも初試投。「得意ではないんですけど、タイミングをはずしたりするときに使えるようになれば」と手応えもつかんだ。
 寮に帰った後は、一軍の試合を見て刺激を受けている。「まだ参考になるレベルではないんですけど…早く追い付けるように」。近い将来、一軍のマウンドに立つ姿を思い描きながら、着実に成長の階段を上がっている。

この文中で宮國が話している“球速100㌔台のカーブ”とは三回の先頭バッター村上の初球と3人目西村の初球に投げています。本人は得意ではないといっていますが、キレは悪くなく、使いこなせるようになれば大きな武器になると思います。

徐々に今後はイニングも伸ばして行くことでしょう。今シーズンは今のような質の高い投球を5イニング投げられるようになればいいと思います。

先発の宮國はいつも通り高いレベルで期待通りの投球を見せてくれましたが、過去2試合、あまり内容の良くなかった田中が、この試合で初めて高いポテンシャルを発揮してくれました。ストレートでグイグイ押し、キレのいい変化球で翻弄するパワーピッチングは存在感抜群です!この試合では宮國よりも目立っていたでしょう。2イニングを被安打なし、与四球2、奪三振3、無失点。MAXは147キロで、これはプロ入り最速だと思います。得意の“太一カーブ”も冴えていました。過去2試合の登板を踏まえ、問題点を修正したのか?この日、たまたま調子が良かったのか?今後の登板に注目したいと思います。しかし、まぎれもなくこの投手は大器だと確信させてくれる投球でした。

成瀬は2番手で登板しましたが、この試合では制球が定まらず、置きにいったようなストレートを狙い打たれ、2イニングで被安打4、四死球2の乱調でした。相手の拙攻に助けられ、奇跡的に無失点でしたが、この試合では宮國・田中には並べることがとてもできない内容です。今までが良かっただけに残念に思いましたが、問題点を早く検証して今後の登板に活かして欲しいと思います。

動画は宮國と田中については全投球に全て球速表示を付けて作りました。成瀬に関しては今回見送りましたが、奪三振のシーンだけは在庫一掃の時にでもアップしようかと考えております。打者については当初、鬼屋敷と丸毛のものだけにするつもりでしたが、籾山に子どもが生まれたとのことでご祝儀代わりに籾山のものも作ってみました。新しい家族のためにもぜひとも支配下入りを叶えて欲しいと思います。

宮國椋丞 プロ実戦登板3試合目 2011年6月26日 ←New
田中太一 プロ実戦登板3試合目 2011年6月26日 ←New
鬼屋敷正人 マルチヒット! 2011年6月26日 ←New
丸毛謙一 マルチタイムリーヒット! 2011年6月26日 ←New
籾山幸徳 マルチヒット! 2011年6月26日 ←New

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