トーレスの好投に応え逆転サヨナラ勝ちで4連勝!7月18日イースタンリーグ 巨人対日本ハム戦のレポと動画アップ
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舎人
2011年07月21日 09:13 visibility509
試合経過
昨日に続いて連休中のイースタン巨人のレポと動画アップを行います。この試合は巨人トーレスと日本ハム中村の素晴らしい投手戦になりました。両軍共にほとんどランナーが出ません。得点は日ハムが2回に市川の二塁打を足掛かりに先制をします。これはトーレスにとって非常に運の悪い当たりで、本来は打ち取った当たりでした。二死三塁で谷口がバットの先で打った打球は、まるでネズミ花火のように不思議なバウンドで、捕球に戸惑った実松が一瞬躊躇したため一塁送球が後れ、点が入ってしまったものです。しかし、その後トーレスは立ち直り、ほとんど付け入る隙のない投球を繰り広げたのでした。三回以降トーレスは一人のランナーを許さず、奪三振は12を数えました。しかし、好投を続けたのはトーレスだけではありません。相手投手中村もトーレスに負けず劣らずの投球内容で、巨人もほとんどヒットを打てずに0行進が続きます。結局、巨人は先発した中村の前に2安打に抑えられてしまったのでした。中村は六回で降板しましたが、トーレスは最終回まで投げました。0対1のままトーレスは九回を投げ切り、迎えた九回裏ようやく打線が奮起します。一死後松本のヒットから始まりヒット4本を絡め、ついに逆転サヨナラ勝ちを納めたのです。同点の殊勲打を放ったのは高橋信でした。そしてサヨナラのタイムリーを放ったのは加治前でした。加治前は前の試合でも打点があり非常に勝負強さが感じられます。トーレスの好投に応えようとまさにチーム一丸となって勝ち取った勝利でした。
それにしてもトーレスは圧巻の投球でした。MAXは150キロ、九回でも149キロを3回も記録するなど、スタミナも全く問題ありません。しかもこの日は無四球でした。あの不安定なトーレスはどこへ行ってしまったのだろうと思います。もっとも試合中盤になって、ランナーを出してからがトーレスの課題です。それが三回以降一人のランナーを出さなかったのですから、この投球が次もできるかどうかは分かりません。しかし、同じ時間に一軍で投げ不甲斐ない内容だったグライシンガーに取って代わるだけのアピールができたことは間違いないと思います。
動画はトーレスの奪三振シーンを集めたもの。内角をズバズバ突く気持ちのいいものです。作るのに意外と時間がかかりました。打つ方はサヨナラのシーン以外ほとんど見所がなかったのですが、サヨナラのお膳立てをした松本のマルチヒットと加治前のサヨナラ打のシーンを作ってみました。サヨナラの瞬間、選手は喜びグラウンドの加治前に駆け寄り、スタンドのファンは立ち上がって喜んでいます。G球場が1つになった瞬間でした。
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