2011年巨人ルーキー動画体系

  • 舎人
    2011年07月26日 00:04 visibility934








 

 しばらく試合がなく、時間があったので、ルーキーたちの動画について整理して、合わせて少し遊びながら寸評を付けてみました。印象に残っていることを書き連ねただけなので、もしかしたらずれているかもしれません。

 

 澤村などの一部の動画はyoutube上にあったテレビ放送のものですが、ほとんどは自分で撮りためたものを整理したものです。我ながらなかなか壮観(ー_ー)!!

 


 昨年のドラフトは少し右投手に偏っていることが残念な点です。岸のほかもう一人左投手がいればさらに良かったです。また、打者においては俊足巧打タイプの小兵ばかりで、長距離砲が一人もいないのはやや物足りない感じです。


 

 しかし、そういった偏りはあったもののそれぞれの選手の素材の良さは素晴らしく、大成功のドラフトではなかったかと私は思っています。新人王の最有力候補の澤村が凄いことはもちろんのこと、宮國・田中・小山も間違いなく一軍で通用する可能性を秘めています。特に宮國は将来のエース候補です。育成でも和田、丸毛などユニークな特長を持った選手が数多くおり、今後が楽しみです。

 

 

 巨人ドラフト指名選手

 [本ドラフト]

1  澤村拓一     22歳 投手(右・右) 中大

 

 セ・リーグ新人王の最有力候補。中大時代のMAX157キロの触れ込み通り、常時150キロ前後のストレートを投げ込むパワーピッチャー。変化球のキレも良いがスライダーは二重丸ながら、フォークは落差が小さく、SFF気味。九回を投げ抜く力があるが、100球を超えるとやや球が抜け気味になる欠点がある。しかし、巨人の将来を背負って立つのは澤村しかいない。彼が平成の‘サワムラ’だ!

 

 澤村 拓一 110302


 2011.4.2 澤村拓一、151キロ! オレ竜を5回0封7K


 

2  宮國椋丞     18歳 投手(右・右) 糸満高

 

 巨人にここ5年間入団した高卒投手の中で最も才能と将来性を感じる投手。常時140キロを超えるストレートに変化点が打者に近い必殺のスライダーが武器。カーブ、フォーク、カットボールと球種も多彩。腕のしなり、体の開きをギリギリまで我慢した投球フォームも二重丸。プロ入り後のMAXは147キロ。課題はいかにも線の細い体をどこまで強くできるか。将来の先発ローテーションの柱を期待。沖縄出身の投手で成功した投手は少ないが、これからの沖縄球児のための魁になって欲しい。

 

 宮國椋丞 プロ初登板 2011年6月5日


 宮國椋丞 プロ実戦登板2試合目 2011年6月12日


 宮國椋丞 プロ実戦登板3試合目 2011年6月26日


 宮國椋丞 プロ実戦登板4試合目 2011年7月3日


 

3  田中太一     17歳 投手(右・右) 大分工高

 

 宮國を上回る球威で打者を圧倒!マイケルも驚く必殺‘太一カーブ’もプロで通用する球筋。MAX149キロとのことだが、プロ入りしてからのMAXは147キロ。課題はコントロールと体の開きの早さ。球速ほどの速さを打者は感じないのではないか?宮國同様まだまだ体力強化をする必要性がある。リリーフタイプの投手として成功する可能性を感じる。大成してプロ入りの目標である女子アナをゲットせよ!

 

 田中太一 プロ初登板 2011年6月5日


 田中太一 プロ実戦登板2試合目 2011年6月12日


 田中太一 プロ実戦登板3試合目 2011年6月26日


 田中太一 プロ実戦登板4試合目 2011年7月3日


 

4  小山雄輝     21歳 投手(右・右) 天理大

 

 187㎝の長身を活かした角度のあるストレートと2種類のフォークが武器。去る4月30日、対横浜戦で早くも一軍初登板初先発。大学時代は投手と内野手の兼任、投手に専念して日が浅いので投手としての全てに伸びしろあり。MAX149キロだが、球威もまだまだアップする。負けず嫌いな性格は将来、抑えの切り札になる可能性を感じる。同い年の同期澤村に追いつけ追い越せ!

 

 小山雄輝 2011年3月20日


 小山雄輝奪三振 2011年3月26日


 2011.5.7 中日vs巨人〝2回戦〟(1‐2) プロ野球ニュース




 [育成ドラフト]

1  和田凌太     18歳 内野(右・両) 広島工高

 

 高校時代は地元では知らない人はいないほどの高校球児が、プロ入り後は故キムタクのようなスーパーサブを目指し日々アピールしている。両打ち、内外野どこでも守れる汎用性は貴重な個性。

 

 和田凌太 2011年4月2日


 

2  岸敬祐      23歳 投手(左・左) 四国・九州IL愛媛

 

 制球力と緩急の使い方に特徴のあるサウスポー。勝負度胸と粘り強さがピンチで発揮できれば支配下入りの可能性あり。深田で終わるか、和田になるかはこれからの努力次第。

 

 岸敬祐 2011年5月4日


 

3  福泉敬大     22歳 投手(右・右) 関西独立・神戸

 

 一度は大学時代野球をあきらめた苦労人。スレレートのほとんどは140キロ前半ながら、スライダー、ナックルと交え打者を翻弄する。独立リーグ時代より投球がおとなしくなっている。失うものは何もないがむしゃらな投球を期待!

 

 福泉敬大 2011年4月17日


 

4  荻野貴幸     22歳 内野(右・左) 愛工大

 

 俊足好打の育成ルーキーの中にあって最も脚力を感じる。一芸をさらに磨いて欲しい。

 

 荻野貴幸 センター前タイムリーヒット!2011年4月17日


 

5  財前貴男     23歳 内野(右・左) エイデン愛工大OB BLITZ

 

 守備や走塁以上に打撃に印象の残る左打ちの内野手。古城のポジションを目指し、まずは‘二軍’定着を確実なものにしよう。

 

 財前貴男レフト前タイムリーヒット!2011年6月5日


 

6  成瀬功亮     18歳 投手(右・右) 旭川実高

 

 宮國・田中とともに小谷道場で日々しのぎを削る高卒右腕。ストレートは140キロ前半ながら、常に緩急を心がける投球を続ける。コントロールが10%改善で支配下登録、球種が1つ増で一軍定着、球威が+5キロで先発ローテーション。成瀬にはそういった将来像を思い描ける。育成入団ながら単なる一芸選手ではなく、本ドラフトでも十分指名されるに相応しい能力の持ち主。クイックも早く、投球フォームも悪くない。ひたすら体力アップで将来への土台を築いて欲しい。

 

 成瀬功亮 プロ初登板 2011年6月5日


 成瀬功亮 プロ実戦登板2試合目 2011年6月12日


 成瀬功亮 プロ実戦登板4試合目 2011年7月3日


 

7  川口寛人     25歳 内野(右・右) 西多摩クラブ

 

 俊足好打の育成ルーキーの中で最も守備力を感じる。まるでロッテ時代の小坂のよう。打撃も粘り強く、相手投手が嫌がることを知っている。

 

 川口寛人ライト前ヒット!2011年4月2日


 川口寛人ライト前ヒット!2011年6月5日


 

8  丸毛謙一     22歳 外野(右・右) 大経大

 

 俊足を期待されて入団したものの、打撃開眼。ストレートに強いだけでなく、変化球に崩さればがらヒットを打つ柔軟性も併せ持つ。最も下位の入団ながら、一番支配下入りに近い位置にいると思われる。内外野どこでも守れる汎用性と俊足、そしてシュアな打撃とこのままひたすらアピールだ!

 

 丸毛謙一 マルチヒット!2011年4月17日


 丸毛謙一 猛打賞!2011年5月8日


 丸毛謙一 センター前タイムリーヒット!2011年5月22日


 丸毛謙一 マルチヒット&二盗 2011年6月12日


 丸毛謙一 マルチタイムリーヒット! 2011年6月26日


 丸毛謙一 猛打賞&二盗 2011年7月3日




 参考

 巨人の2010年ドラフトを振り返って



















































































































































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