大田・中井の目の前で放たれた筒香・北のアベック本塁打
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舎人
2011年08月16日 15:18 visibility647
試合経過
土曜日のイースタン巨人のことを話す前に、対戦相手だった横浜の三番バッターと四番バッターのアベック本塁打を紹介します。
まずは初回、四番筒香がランナー一塁の場面でレフトへ豪快に先制の本塁打です。グライシンガーの外角ストレートを逆方向に放った非常に高いバッティング技術の本塁打でしたが、飛ばないとされる統一球でこの飛距離にビックリしました!ケガの影響で今シーズンはまだ一軍での出場はありませんが、本当の長距離砲の当たりを見せられた思いがしました。
六回には三番の北が同じくグライシンガーから超特大のライトオーバーの本塁打です。辻内と同期の選手で、元々投手として入団したものの、2009年のシーズンから打者転向した内野手です。ドラフト時に「横浜は北を投手として育てたいのか、打者として育てたいのか、どちらだ?」などと話題に出ていましたが、打者に転向して3年目、ようやく本格化してきたのかもしれません。北は八回にも左腕須永から対左をものともしないミサイルのような二塁打を放っており、両軍のファンを驚かせていました。
対する我がジャイアンツの三番四番、大田が5打数1安打1盗塁、中井が4打数3安打1打点、ヒットは全て単打のみでした。迫力の点ではどうも横浜の2人に見劣りしてしまいます。素材の点では横浜の2人の決して劣ることはないと思う大田中井ですが、巨人の場合はなんだか型にこだわるあまり、大きく育てることを忘れているのではないかと思ってしまいます。ファームでいくら打っても一軍で結果が出せないのなら仕方ありません。そのため、今は一軍で即通用するための技術を磨いているのかもしれません。しかし、それをどこまで追求すればいいのか分からない以上、結果も欲しくなってしまいます。
ともあれ、近い将来筒香・北は巨人の強敵として一軍戦力になることでしょう。その時、大田や中井にはしっかりと迎え撃てるような選手になっていて欲しいと思います。
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