
シーズン終了になんとか間に合ったゴンザレス
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舎人
2011年10月05日 02:04 visibility385
試合経過
本当は9月いっぱいで今年の観戦は終了するつもりだったのですが、時間が作れたのでホンダとのプロアマ交流戦を観に行ってきました。素晴らしい秋晴れの下の試合でした。どこかしらキンモクセイの香が漂ってきます。こんな野球をするのにうってつけのシーズンなのにもう公式戦がないと思うと残念というよりもったいなく思ってしまいます。
さて、巨人のこの試合の先発はゴンザレス、この9連戦の中日戦で一軍復帰すると報じられたばかりです。8月の末に右ふくらはぎの肉離れで離脱して以来の登板だったのですが、故障した箇所が箇所だっただけにどのくらい戻ってきているのか気になるところ。しかし、あにはからんやゴンザレスは心配など全く不要の快投でした。
三回を投げて3奪三振のパーフェクト!3イニングをわずか32球しか要しませんでした。ストレートもスライダーも全く故障の影響を感じさせません。格の違いを見せ付ける圧倒的な投球でした。これなら期待が持てます。もしかしたら、先発だけでなくて、懸案事項の七回を任せるリリーバーとしても使えるかもしれません。少しでも順位を上げようと苦心する巨人にとって頼もしい助っ人が戻ってきた感じです。
しかし、この日のホンダはレギュラーメンバー全てが出場していた訳ではなかったようでした。どうもパナマで行われているIBAFワールドカップのパナマに大会に、多幡や川戸、小手川といった選手が派遣されていたのです。これで格の違いを見せなかったら逆に不思議なことだったかもしれません。
しかし、ホンダは5月8日に対戦して巨人は敗れている相手、アマとはいえイースタンレベルはある相手だと思います。そこでの快投はある程度信用できるものでしょう。
予定されていた登板を終え、ゴンザレスが意気揚々と引き揚げてきました。スタンドを歩くゴンザレスにファンが群がると気軽に握手をしています。私も「ナイス・ピッチング!」と声をかけると「サンキュー!サンキュー!」と応えてくれました。
スタンドにはいつものようにファミリーが待っていました。小さな男の子はパパと同じユニフォームを着ています。彼らは連れ立って屋内練習場の方に消えていきました。
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