宮國3勝目!自己最速149㌔も5度記録 平成24年8月5日対DeNA戦 宮國登板結果

  • 舎人
    2012年08月06日 22:41 visibility1133

宮国が昨日のDeNA戦で先発をし、復帰後は初の勝ち投手となりました。これで今シーズン3勝目です。奪三振が多かった前回とは違い、今回の登板は奪三振は七回を投げてわずかに2個だけ、しかし、その分内野ゴロが多く、打たせて取る投球に終始した感がありました。宮國は球数少なく打者を打ち取ることを心がけるべきだと思っていたので、本来の目指すべき方向にまた一歩近づいた気がしました。内角をグイグイ突く攻めの投球も素晴らしかったです。しかし、この日はどうもカーブが悪かった感じでした。3~4球に1球しかストライクゾーンに来なかった感じです。他も変化球は見違えるほど素晴らしくなっていたので、次回はカーブの精度を高めて臨めば、さらに打者に狙い球を絞らせない投球ができることでしょう。


 


球速も、前回以上に高い数字が表示されていました。MAXは149キロと前回と同じだったものの、このMAXの数字をなんと5度も記録!スピードガンが甘かったとはいえ、これは大きな自信になったことでしょう。しかも、宮國は常に全力投球という訳ではなく、場面場面で力を入れたり、抜いたりして、常に余力を残しながら戦っています。老獪で10年選手のような投球だったと思います。


 


これでもう故障明けの投手とは考えなくてもいいでしょう。投球数や登板間隔に気を遣ってあげて欲しいとは思いますが、計算をできるところまで来たと思います。将来のエース候補生の投球を次回も注目して行きたいと思います。


 


平成24年8月5日対DeNA戦 宮國登板結果


 


一回裏
荒波:カウント1-1から捕ファールフライ(144キロS、134キロB、高め132キロ)
内村:カウント2-1からサードゴロ(123キロB、148キロB、144キロS、外角149キロ)
中村:カウント2-2からファーストゴロ(148キロS、144キロS、127キロF、133キロB、128キロB、146キロF、外角127キロ)
三者凡退、一回裏終了

二回表
ラミレス:カウント0-2からショートゴロ(137キロF、105キロF、外角139キロ)
後藤:カウント1-2からショートゴロ(140キロF、107キロB、132キロSw、外角125キロ)
渡辺:カウント2-1からサードゴロ(148キロB、146キロS、145キロB、外角124キロ)
三者凡退、二回裏終了

三回裏
金城:カウント2-2からファーストゴロ(142キロB、140キロS、132キロF、106キロB、外角135キロ)
高城:カウント0-2から投ゴロ(125キロS、147キロF、アウトロー127キロ)
三浦:カウント1-2から見逃し三振(121キロS、121キロSw、125キロB、外角148キロ)
三者凡退、三回裏終了

四回裏
荒波:カウント1-2からショートゴロ(138キロB、???キロS、???キロS、低め???キロ変化球)
内村:カウント2-2から空振り三振(122キロF、146キロF、134キロF、125キロB、132キロF、149キロF、107キロF、105キロF、147キロB、インロー125キロ)
中村:フルカウントからショートゴロ(144キロS、105キロB、133キロF、145キロB、127キロB、外角149キロ)
三者凡退、四回裏終了





五回裏 

ラミレス:初球ショートゴロ(外角137キロ) 

後藤:カウント1-1からレフトオーバー本塁打(119キロS、119キロB、真ん中119キロ)、2対1 

渡辺:フルカウントからセンターフライ(127キロS、133キロF、144キロB、104キロB、136キロB、内角147キロ) 

金城:フルカウントから四球(133キロB、148キロF、128キロB、105キロF、149キロB、アウトハイ123キロ) 

高城:初球セカンドゴロ(外角146キロ) 

金城残塁、五回裏終了 



六回裏 

三浦:カウント1-2から投ゴロ(137キロB、135キロB、123キロSw、外角129キロ) 

荒波:初球ファーストゴロ(外角144キロ) 

内村:カウント2-2からファーストゴロ(148キロB、146キロS、132キロB、146キロF、133キロF、外角125キロ) 

三者凡退、六回裏終了 



七回裏 

中村:カウント0-1から宮國のグラブを掠めた後セカンドベースに当たり打球の方向が変わるセカンド内野安打(149キロS、内角148キロ) 

ラミレス:カウント1-0からショートフライ(130キロB、インハイ136キロ、坂本風に流された打球によく対応する) 

後藤:初球レフトライナー(外角138キロ) 

渡辺:ストレートの四球(127キロB、121キロB、146キロB、外角142キロ) 

二死一二塁 

金城:カウント0-2からショートゴロ(131キロS、147キロS、外角122キロ) 

二者残塁、七回裏終了

 

 




 



試合後宮國インタビュー

 

質問:・・・何かありましたか? 

 

宮國:まぁ、チームの勝利に貢献できるように一球一球大切に、また自分のテンポを良くして投げようってのを心掛けてました。 

 

質問:まず出だしの方から振り返りますと、立ち上がりまず四回までは3人づつでしたね。 

 

宮國:そうですね。意識はしてなかったんですけど、まぁ、いいテンポで投げれたのがとても良かったかなと思います。 

 

あの初めて許したランナーと言うかヒットがホームランだった訳ですけど、その辺りから宮國さん自身のテンポと言うかそのへんはどうですか? 

 

宮國:まぁ、点取ってもらった後だったんで、ちょっと申し訳ない気持ちだったんですけど、やっぱそこは切り替えて、いいテンポを意識して投げるように心がけました。 

 

それと今日は相手のベースターズも、あの大ベテランのエースの三浦投手ということで、この三浦さんとの投げ合いという点ではどうでした? 

 

宮國:そうですね。勉強になる点がいっぱいありましたし、これからも・・あの人のピッチングを見習っていけたらなと思います。はい。 

 

質問:あの今日は七回の1失点という内容で、まぁ勝ち投手になりましたけれども、次の登板へ向けて、ここをこうしようというようなところがもしあれば、どうですか?

 

宮國:まぁテンポもそうなんですけど、やっぱり・・いい体調でまぁ臨めればそれが一番だと思います。はい。 

 

質問:あの、先週が六回1失点で、今回もう1イニング多く投げましたんで、夏場へ来てどうですか、でもゲームを作るという点では宮國さん自身にも手応えが少しずつ出てきたんではないかと思うんですけど。

 

宮國:そうですね。ゲームを作るということが、先発ピッチャーの役割だと思っていますので、そこをしっかり、ゲームを作っていけるようなピッチャーになれるように頑張っていきます。

 

質問:次のピッチングも期待しています。 

 

宮國:ありがとうございます。 

 

問:3勝目をマークしました宮國投手でした。

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