巨人第2二軍のトップバッターに抜擢された高橋洸のタイムリーと盗塁
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舎人
2012年08月28日 00:15 visibility6275
日曜日の試合で巨人の第2二軍のトップバッターはルーキーの高橋洸でした。この選手は昨年ドラフトで指名された唯一の野手です。ドラフト前は帝京高校の松本剛の指名が噂されていましたが、日本ハムに先んじて指名されてしまったため、代わりにこの高橋が指名された感じでした。しかし、評価の高かった松本に比べて、高橋は完全な素材型の選手でした。化ければ松本以上かもしれないものの、全く鳴かず飛ばずで消えてしまう可能性も感じました。
春先から高橋を見てきて思ったことは坂本や中井、大田といった選手たちは、何となく将来こういった選手になると予想がついたのですが、高橋はどんな選手になるか皆目見当がつきませんでした。と言うか、これは指名するほどの選手だったのかという思いの方が強かった感じでした。打者としては捕手として入団した育成の芳川の方が上だと感じたほどでした。
その後、シーズンは進んでも高橋はパッとしません。それどころか、6月から7月にかけては試合にもほとんど出場をしなかったのです。それが、8月中旬になってプロ大学交流戦が始まると、高橋はようやくスタメンで出場するようになったのでした。そして、15日の創価大戦で高橋は2安打を放つと、九番だった打順も徐々に上がり、この日曜日の立教大戦ではついにトップバッターに抜擢されたのでした。
脚は速い!ファームではヒットよりも盗塁を先にマークしたほどです。8月14日から始まったプロ大学交流戦の8試合で盗塁5つを決めています。打者としてはどんな打者になるか未だ皆目見当がつかないものの、この走塁だけは戦力になると思われます。
打つ方はいかんせん非力。ヒットになった打球も当たり損ないだったり、コースヒットだったり、ポテンヒットだったり、汚いヒットがやたらと目立ちます。日曜日のヒットも本来なら打ち取られた当たりでした。また、サードを守ってエラーをしたりと、まだまだ守備でも課題は多そうです。
高橋は取りあえず脚をアピールし、第2二軍のトップバッターとして定着することを目指すことが自然の流れですし、今のところの特長にあったことと思います。そして、今後も脚を生かすことに特化して考えるならば、高橋はスイッチヒッターを試してみたらどうかと思います。
高橋洸 センター前タイムリーヒット&二盗!2012年8月26日
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