立教大に惨敗した巨人の第2二軍 一軍復帰を目指す東野の投球
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舎人
2012年08月27日 04:46 visibility1226
試合経過
この週末、本当は島田球場まで行って来ようと思っていたのですが、朝7時に自宅を出発したにもかかわらず、東京料金所にたどり着いたのが10時近く。ナビの到着予定は辛うじて試合開始の13時前を差しているものの、とても余裕を持って到着などできないと判断し、行くのを中止してしまったのでした。毎年、島田球場の遠征は私にとっての一番の遠出で楽しみにしていたのですが、残念ながら今年は行くことができませんでした。橋本が連日猛打賞と凄い活躍をしたそうで、行けば良かったと実はほぞを噛んでいます。
その代わりに今日はジャイアンツ球場まで第2二軍の試合を見に行って来たのですが、あまりにレベルの低い戦い方に呆れてしまいました。対戦相手は六大学の立教大だったのですが、明らかに走攻守、立教大の方が上の戦い方をしています。個々の選手の能力に差があるとは思いません。しかし、立教大の方がはるかにチームとしてまとまっているのです。それに比べたら巨人の二二軍は寄せ集め部隊です。特に酷かったのは守備の拙さ。記録に残ったエラーは4つでしたが、それ以上に記録に残らないエラーがあったと思います。元々は捕手だった選手が外野を守ったりして、空いたホジションに控えの選手を割り振ったりしているのですから、締まった守備を期待する方が無理なのかもしれません。4対11というスコアは、個々の選手の力は同じだったとしてもチームとしてまとまって完成しているかどうかが表れたものだったと思います。
投手陣も出て来る投手出て来る投手がことごとく打ち込まれ、まるで相手に飲まれてしまっていました。8安打を打たれた成瀬は途中から気持ちが切れてしまったような投球をしていました。齋藤は三者凡退だったものの、体が全然絞れていない感じで、ルーキー時より球が遅くなっています。久米もボール先行で、苦し紛れに投げた置きに行ったような球を痛打されています。柴田に至っては一死も取れずに降板、球威も制球もまだまだプロのレベルではない。土本も球威は戻っていましたが、異様なまでにフォークの連投で、しかも、それが落ち切らず打たれています。結果抜きで実戦でのフォークの試投が目的のような登板でした。
そんな中で一軍復帰を目指す東野が登板したのでした。明らかに他の投手とは次元が違う投球をしています。球威も球のキレも、「これぞプロ!」と感じさせるものでした。最初のバッターをショートゴロに打ち取ったもののショートを守る荻野がファーストへ悪送球をして出塁を許します。送りバントでランナー二塁、続くバッターは浅いライトフライだったものの、その次のバッターにタイムリーヒットを打たれてしまいます。ただ、これもなんだか荻野が逆をと取られたような当りで、普通ならショートの真正面のゴロだったのではないかと思います。もちろん自責点はなかったのですが、このように失点も本当ならしていなかったのではないかと思いました。
球威は145キロを2度記録して、まずまず戻って来ています。しかし、スライダーは若干高い気がしました。これをもう少し調整できれば一軍復帰が可能だと思います。ただ一軍が東野に期待をしていることは先発要員としての復帰でしょう。そのために、次はスタミナがどうなっているかが問題。もうしばらくファームで登板することになりそうですが、次は長いイニングを投げられるかどうかを課題として登板すると思います。
一軍は9月にも6連戦や9連戦があり、予定がびっしり詰まっています。その中で一日でも早く東野が戦力になってくれれば、9月17日〜19日のナゴヤドーム最終決戦を待たずして巨人は優勝を決めるかもしれません。残り15試合を残して優勝を決め、その消化試合に中井や橋本など、なかなかチャンスが与えられなかった若手有望株を一軍に抜擢して欲しいと思います。
一軍復帰を目指す東野の投球 2012年8月26日 ←New
残りの動画は後日アップします。
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