イースタン巨人今季最多得点試合・鬼屋敷と河野が初めて2人揃ってヒット！ 9月17日イースタンリーグ 日本ハム対巨人戦のレポと動画アップ

試合経過

少し気持ちが切れていたのと、忙しかったこともあって見に行った試合の話を溜め込んでいます。レポに関しては干涸びてしまったでしょうし、トピック的なことはすでに紹介しているので、話はかいつまんだものになるかもしれません。しかし、若手選手の活躍シーンはしっかりと紹介したいと思います。まずは9月17日の日本ハム戦です。

この試合は巨人が17対3と大勝した試合だったのですが、これはイースタン巨人の今季最多得点試合でした。19安打で4本の本塁打が飛び出したのでした。しかも、盗塁を4つ決めています。どうしてこんな好き勝手ができたかというと、日本ハムのキャッチャーが大嶋だった事によると思います。ソフトボール出身ということで注目された大嶋でしたがキャッチャーとしてのスキルはほとんど素人に近い感じです。捕球が拙ければ、送球もままなりません。打つ方はセンスを感じるものの、捕手としては相当時間がかかることでしょう。リードに関してはどうだったか分かりませんが、投手にしてみれば心もとないキャッチャーの元で落ち着いた投球ができなかったのではないかと思います。

すでに橋本に関しては紹介しましたが、若手でその他に目立っていたのは隠善、山本、大田といった辺りでした。隠善はイースタンで首位打者を取りましたが、それも納得のバットコントロールのヒットでした。一軍ではなかなか結果のでなかった隠善ですが、力は間違いなくあるのですから、後はそれを状況に応じてどうやって発揮できるかです。今シーズンは一軍に昇格すると、なんだか気負いが強過ぎた感じでした。

山本は9月に入って3本目の本塁打でした。私は好運なことにその3本とも目撃するとこができました。山本も派手さはないものの、打撃も守備も堅実な選手なので、思い入れを持って応援しています。しかし、ケガに弱いのが本当に困りものです。この試合の数試合後に突然スタメンから名前が消えてしまい、最終戦まで出場がありませんでした。何があったのか？フェニックスリーグのメンバーには入っているので大したケガではないと思いますが、つまらないケガには重々気をつけて欲しいと思います。

大田と中井は9月最初の昇格から一時的に降格されていた中での出場でした。もう一度昇格しなくてはいけないというモチベーションの高さが打席の中から伝わってきました。

鬼屋敷と河野が揃ってヒットを放ったのですが、これはどうやら初めてのことのようです。少なくともイースタンの公式戦では初のことでした。阿倍の全盛時代にどうやって次代の正捕手候補にメドを立てかということに、多くの人がその重要性を説いています。しかし、まだまだ２人ともその候補として名前が挙がっているに過ぎません。実松・加藤の2番手、3番手捕手は非常にレベルが高いと思うものの、年齢が近過ぎて、次代を担うとまではいきません。阿部と6歳差の市川はその候補になり得る選手ですが、腰痛持ちであり、捕球も送球も状態次第という危険性があります。すると続くのは鬼屋敷と河野になってしまうのです。能力があるからポスト阿部として期待されているのではなく、編成上の問題で期待されているに過ぎない段階だと思います。2人とも少しずつ成長していることは間違いないでしょうが、これを来季は首脳陣に一軍で使ってみたいと思える段階にまで高めないといけないでしょう。噂では今度のドラフトで捕手を取るという話です。その捕手次第では２人とも今後冷や飯を喰らうことになってしまいます。そうならないためにはオフから来季にかけて本当に大事な時が続きます。2人ともなんとか実力でポスト阿部と目されるようになって欲しいと思います。

動画は新しく8本作りました。鎌ヶ谷の野次は非常にクセがあって面白いので、プレーだけでなく、観客からの野次や歓声にも注目していただけたらと思います。

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