2012年ドラフトで指名された野手を兄弟型と血液型でランキングしてみた!?

  • 舎人
    2012年10月28日 06:20 visibility6435
ドラフトが終わり、日本シリーズが始まりましたが、なんだか中日との壮絶なCSでの戦いがいまだ余韻として残っています。あの徳俵に足がかかった状態から勝ち抜けてきた自信なのか、ステージが上のはずの日本シリーズの方が伸び伸びと戦っている感があります。いくら1勝のアドバンテージがあるとはいっても、負けたら144試合全てが否定されかねないCSの方が、大きなプレッシャーとなっていたのでしょう。中日は本当に強かった。あれで吉見かソトのどちらかがいたら、間違いなく巨人は勝ち抜けていなかったでしょう。CSが終わった時、もう中日とは戦わなくて済むと首脳陣や選手は一様に思った事でしょう。見ていた我々ファンも脱力感でいっぱいになりました。あの時の緊張感や切実な思いに比べたら、今戦っている日本シリーズは気持ちが軽く感じているでしょう。負けてもリーグの代表として戦ったという称号は残るのです。初戦は巨人の大勝で終わりましたが、日ハムもこのままでは終わらないでしょう。少しでも隙を見せると、流れは一気に変わります。巨人としてはそうならないためにも今の勢いを大事にして今夜の試合も戦って欲しいと思います。







さて、オフの企画として、ルーキーたちの話を始めたいと思っているのですが、その前にドラフトの話を何回かに渡ってしたいと思っています。今日は私が事あるごとに話している兄弟型に関する話です。毎年、ドラフトが終わるたびに、ジャイアンツから指名された選手たちの兄弟型と血液型を書き出しています。以前の日記で話した通り、プロ野球選手の約6割は末っ子です。次いで中間子、長男と続き、一人っ子はほとんどいません。少子化の時代ですが、この兄弟型に注目した故畑田国男さんの時代から、この傾向は現在まで変わっていないようです。特に野手は投手に比べてこの傾向が強い感じです。ここ10年で第一子でレギュラークラスに成長した野手は村田(巨人)、鳥谷(阪神)、糸井(日ハム)、鶴岡(日ハム)、大島(中日)、坂口(オリックス)、長野(巨人)くらいしか名前が挙がりません。また、一人っ子に至っては皆無です。つまりレギュラーになったほとんどは末っ子か中間子ということです。



今年ドラフトで指名された選手は全部で70人でした。このうち日ハム1位の大谷と広島2位の鈴木を野手としてカウントすると、70人のうち28人が野手(内野手・外野手・捕手)ということになります。その28人の内訳は非常に顕著なもので、末っ子が実に半分以上の15人を数えます。次いで多いのが第一子の7人、中間子と一人っ子は3人ずつでした。



各球団から指名された野手にそれぞれ兄弟型を付けていくと、各球団とも、抑えるべき所は抑えている良い指名だと思えてきます。その中でも一番いい指名をしたのはDeNAという感じです。面白いのは阪神2位の北條です。男系の中間子ということで、これは坂本と全く同じです。男ばかりの3人兄弟の真ん中。プレースタイルばかり注目されていますが、兄弟型が同じ系統というところに、坂本2世としての期待がさらに高まります。








A型









一人っ子

 A型

 A型

 A型





一人っ子



A型










一人っ子



 A型


A型











ここから先は半分戯れ言のような話ですが、この兄弟型に血液型で優越を付けて各選手にランキングを付けてみました。血液型ではB型を最も上位にし、A型を下位にしました。日本人の人口の4割はA型で、次いでO型が3割、B型が2割、AB型が1割です。その人口比においてB型のスポーツ選手の確率は極めて多く、数多くの成功者を輩出しています。逆にA型のスポーツ選手は人口比の割りに少なく、成功した確率も低いようです。今年のドラフトで指名された野手においてもその傾向が分かります。不明の真砂(ソフトバンク4位)を除く27人の内訳で、最も多かったのはB型とO型が同数で9人、A型は7人、AB型は2人といった感じでした。このように、ここでも人口比においてB型の選手が多く、A型の選手が少ないことが表れているのです。



ランキングの公式は次の通り



兄弟型

末っ子>中間子>第一子>一人っ子

※兄弟の人数は多ければ多いほど上位

※男だけの兄弟(男系)の方が男女混在の兄弟よりも上位

※男女混在の兄弟の場合、男子の数が多い方が上位



血液型

B>O=AB>A















A型

A型

A型




A型






A型

A型

A型


一人っ子

一人っ子

一人っ子



大打者の多い末っ子の中でも血液型がBというのは長嶋さんやイチロー、野村克也さん、山本浩二さんといったレジェンドクラスを輩出している系統で、最強の系統といって良いと思います。そのB型末っ子の系統は7人でしたが、その中でも男系で兄弟の多い広島の5位指名の美間が、今年指名された野手の中で最も優れた系統だということになりました。巨人の3位の辻も期待して良い感じです。逆に巨人が狙っていたものの、広島に指名された高橋は、指名しなくて良かったのかもしれません。



もちろん、こんなものは過去の傾向に照らしただけの、一種のオカルトで、ただの占いみたいなものかもしれません。環境や本人の努力、運によって、大成するもしないもあるでしょう。ドラフトを楽しむ上での1つの参考にしていただけたらと思う次第です。ただ、このランキングと実際のドラフト時の評価が一致している選手には大いに注目してみたくなります。特にメジャー挑戦で物議を醸している大谷がもしも野手に挑戦したとしたら、長嶋さんや、イチロークラスの球史に残るスーパースターになる可能性があるのではないかと思ってしまいます。なんだか本当にもったいない!










































































































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