菅野プロ初実戦登板(紅白戦) 詳報

  • 舎人
    2013年02月17日 02:43 visibility1124

























巨人のキャンプも実戦形式になり、ようやく見ていて楽しいものになりました。今日の試合は注目のルーキー菅野がプロ入りしてから初の実戦登板ということでした。果たしてどんな投球をしたのか?



菅野登板結果(紅白戦:沖縄セルラースタジアム那覇) G+視聴(放送は二回から)

一回裏
藤村:初球セカンドゴロ(インローストレート)

松本哲:カウント1-2からファーストゴロ(B、S、F、インハイストレート) 

高橋由:カウント3-0から(144キロB、145キロB、???キロB、???キロ内角ストレート)
三者凡退、一回裏終了



初回の球数9球、MAX145キロ



ニ回裏

ロペス:カウント0-2からレフト前ヒット(137キロS、113キロF、インハイ139キロ)

矢野:フルカウントから投ゴロ進塁打(143キロF、112キロSw、135キロB、134キロB、142キロB、低め141キロ)

一死二塁

古城:フルカウントから空振り三振(140キロS、133キロB、143キロB、138キロSw、116キロB、???キロF、やや外寄り143キロ)

加藤:フルカウントから僅かに外れ四球(116キロS、141キロB、100キロF、131キロF、140キロB、???キロF、116キロF、138キロF、???キロB、129キロF、???キロF、インハイ137キロ)

ニ死一二塁寺内:カウント1-1からサードゴロ(139キロS、131キロB、真ん中内寄り136キロ)

二者残塁、二回裏終了



二回の球数31球、MAX143キロ (3度)


























登板結果
2イニング 球数40球 奪三振1 被安打1 与四球1 無失点 MAX145キロ
※球速は放送内でアナウンスのあったものを含む

色々と辛口の意見もあるようですが、私はまずまずの投球だったと思います。特に良いと思ったのは、コントロールがイマイチだったにもかかわらず、痛打される甘いコースにはほとんど来なかったことです。強いていえば古城を三振に奪ったストレートが甘かった位だと思います。越智や小野といった投手はここぞといった場面で甘いコースに球が行ってしまう危険性を感じる投手ですが、そういった危険性を菅野からはあまり感じられません。

ただ、二回の球数の多さは少し問題です。結果を求めて登板したという割には思い切りがないと言うか、手探りというか、色々と考え過ぎている投球ではなかったかと思います。もっとも、これは配球にも問題があった気もします。

次回の登板が楽しみです。おそらく澤村と同じようにファームを経験すること無く一軍の戦力になる投手でしょうから、私にとって今しかじっくり見る機会が無い存在かもしれません。少し寂しい気もしますが、遠回りして来た菅野はそうならないといけません。

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