2013年2月24日(日)オープン戦 巨人対楽天(沖縄セルラースタジアム那覇)
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舎人
2013年02月25日 00:12 visibility775
笠原が七回、自己最速の149キロをマーク!
先発の菅野は非常にクレバーな投球で全く危なげのない投球でした。コントロールも安定して、緩急も上手く使えていた感じです。球威はいまひとつに感じましたが、シーズンが近づくにつれてもう少し上がって来るでしょう。それにしても一体何の球種を投げているのか、持ち球はどれくらいあるのかが不明な投手です。今日投げていた球の中で、ストレートと思わせていた球はワンシームだとのこと。普通の投手がポケットを3つか4つしか持っていないところを、菅野は上下左右、内ポケットまでふんだんに持っている感じです。さらにランナーを出してからの間が素晴らしいと感心されたり、上空の風を意識して投げていたと驚かれたり、話題に事欠かない対外試合プロ初登板でした。そのあたりの事は後でまとめて紹介したいと思います。
2番手の香月はランナーを背負ってからがやや苦戦していたものの、ベテランらしい安定した投球でした。ビックリしたのが3番手で登板した笠原です。一冬超えてパワーピッチャーに変貌していました。確かに昨シーズンの終盤に球威溢れる投球を見せ始めていましたが、それは140キロ中盤での話です。それが今日は148キロ、149キロと150キロにもうすぐ手が届く球速をビシビシ決めているのです。解説の水野さんに力任せではなく、もう少し抑えてコースを狙ってとなだめられるような話をされていましたが、今は自分のポテンシャルがどれだけなのか試したいのかもしれません。
2点リードの最終回にアコスタが抑えで出てきましたが、その笠原を上回るストレートとキレの良い変化球を見せていました、楽々と150キロオーバーを投げ込んできます。しかし、まだまだ調整が必要な感じで、ランナーを背負うといきなり不安定になっていました。
打線はタイムリーが出ただけ前の日に比べればやや増しといった感じですが、依然として迫力に欠けるものです。ロペスや矢野といったあたりは好調を維持しており、村田も攻守に渡って上り調子である事をアピールしていました。しかし、若手野手は全く元気がありません。大田は2三振で途中交代です。これで前の日から5打席連続三振、全く球が見えていない感じです。ルーキーとしてスタメンに抜擢されている大累も、この日は足踏みといった感じ。この日も細かいミスを犯しましたが、途中交代で名誉挽回とはいきませんでした。唯一、藤村が足でヒット1本を稼ぎ、すかざず盗塁を決めていたことが救いだった感じです。
投手ばかりが目立ち、野手が全く目立たない・・巨人の若手におけるこの現象を誰でもいいから打ち破って欲しい!そう思いながら観戦した週末のオープン戦2連戦でした。
スタメン
聖澤:カウント2-2から空振り三振(143キロB、141キロS、135キロS、138キロB、142キロF、134キロF、143キロF、真ん中116キロ)
西田:初球ライトフライ(外角138キロ)
銀次:カウント3-1から
マギー:カウント1-2から空振り三振(117キロS、141キロF、144キロB、アウトロー142キロ)
大田:カウント2-2から空振り三振(146キロB、133キロSw、144キロB、146キロF、アウトロー137キロ)
松本哲:カウント1-2から見逃し三振(142キロB、143キロF、133キロSw、インロー144キロ)
高橋由:
村田:カウント1-2から
ニ死一二塁
ロペス:カウント1-2からライト前ヒット(129キロB、141キロF、121キロF、真ん中144キロ)
枡田:カウント0-1からセカンドゴロ(129キロS、低め126キロ)
小斉:カウント0-1からショートフライ(136キロS、真ん中144キロ)
牧田:カウント0-2からサードゴロ(146キロS、143キロF、外角120キロ)
横川:カウント1-2から空振り三振(145キロF、121キロS、145キロB、外角125キロ)
藤村:カウント1-2からサードゴロ(142キロB、140キロF、132キロS、内角146キロ)
加藤:初球サードライナー(真ん中147キロ)
小関:カウント1-0からショートゴロ(117キロB、外角139キロ)
島内:カウント2-2から
聖澤:カウント2-2からセカンドゴロ(144キロB、137キロS、118キロF、142キロB、真ん中133キロ)→ランナー入れ替わる
西田:カウント2-2から見逃し三振(144キロF、141キロB、140キロF、128キロB、外角135キロ)
大累:カウント0-1からセカンドフライ(141キロF、アウトハイ143キロ)
大田:カウント1-2からスイング判定され空振り三振(???キロSw、122キロSw、146キロB、外角132キロSw)
松本哲:カウント1-2から投ゴロ(129キロS、136キロF、136キロB、真ん中123キロ)
銀次:カウント3-1からライトライナー(136キロS、111キロB、136キロB、135キロB、高め142キロ)
マギー:カウント1-2から見逃し三振(125キロB、135キロF、125キロSw、アウトロー133キロ)
枡田:カウント1-2から投ゴロ(136キロS、135キロF、132キロB、低め112キロ)
高橋由:初球レフトフライ(真ん中128キロ)
村田:カウント2-2からセカンドゴロ(121キロS、140キロB、131キロSw、130キロB、外角???キロストレート)
ロペス:カウント2-2からショートフライ(139キロS、121キロB、133キロF、143キロB、外角134キロ)
小斉:フルカウントから
牧田:カウント1-0からショートゴロ進塁打(134キロB、内角134キロ)
一死二塁
小関:カウント2-1からサードライナー(112キロB、134キロB、132キロS、インロー122キロ、)
島内:カウント3-1から
ニ死一二塁
聖澤:カウント2-2から
ニ死満塁
西田:カウント1-1から捕ファールフライ(137キロF、135キロB、内角136キロF)
横川:カウント0-2からショートゴロ(141キロF、134キロS、外角143キロ)
藤村:カウント2-2から
加藤の打席で
一死二塁
加藤:カウント2-2から見逃し三振(137キロB、135キロB、135キロS、143キロF、外角125キロ)
大累:見逃し三球三振(134キロS、124キロSw、低め145キロ)
銀次:カウント2-2からレフトフライ(132キロB、129キロS、127キロB、142キロS、真ん中内より142キロ)
マギー:カウント1-0からサードゴロ(142キロB、外角139キロ、またも村田のファインプレー!)
枡田:カウント2-2から空振り三振(135キロB、147キロB、142キロF、141キロF、142キロF、外角117キロ)
谷:カウント2-1からファーストゴロ(140キロB、141キロF、143キロB、アウトロー136キロ)
松本哲:初球
高橋の打席で
一死二塁
高橋由:カウント2-2から→代走脇谷
一死一三塁
村田:カウント1-0からショートゴロ(141キロB、低め134キロ)→
ニ死二塁
ロペス:カウント1-2から→代走隠善
ニ死一二塁
横川:カウント1-0からショートゴロ(137キロB、外角143キロ)
小斉:カウント-からファーストゴロ(132キロSw、内角133キロ)
牧田:フルカウントからショートゴロ(114キロB、149キロS、139キロSw、143キロB、138キロB、真ん中外より143キロ)
小関:フルカウントから→代走島井
島内の打席で
島内:カウント0-2から途中終了(144キロS、141キロB)
藤村:カウント0-1からセカンドゴロ(144キロS、外角135キロ)
代打河野:フルカウントから
寺内:カウント1-0から
一死一二塁
谷:初球ライトフライ(外角141キロ)
代打矢野:フルカウントから
ニ死一三塁
脇谷:カウント0-1から途中終了(144キロS、142キロB)
島内:フルカウントから
聖澤:カウント2-1からファーストゴロ(133キロB、142キロS、140キロB、真ん中内より132キロ)→ランナー入れ替わる→代走森山
西田:カウント2-2からファーストゴロ進塁打(130キロB、138キロB、141キロSw、132キロS、外角132キロ)
ニ死二塁
銀次:フルカウントからショートゴロ(112キロB、144キロB、133キロSw、136キロB、132キロS、低め115キロ)
脇谷:カウント0-1からライトフライ(138キロS、内角137キロ)
古城:フルカウントからセカンドゴロ(137キロB、121キロB、139キロSw、135キロF、135キロB、低め122キロ)
隠善:カウント0-2からショートゴロ(140キロS、122キロS、外角137キロ)
三好:空振り三球三振(149キロSw、148キロS、アウトロー133キロ)
枡田:フルカウントから→代走仲澤
小斉:カウント0-2から
一死一二塁
牧田:初球サードゴロ(低め149キロ)
ニ死一二塁
嶋:カウント1-2から
ニ死一三塁
島内:初球セカンドゴロ(低め148キロ)
※148キロは打球に反応した数字の可能性あり
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