日本ハムからやってくる石川慎吾とはどんなバッターなのか?ドラフト時から現在に至る評価と最新の動画アップ!
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舎人
2016年11月07日 04:49 visibility10042
ドラフトの話は準備段階なのでもう少し待っていただいて、今日は日ハムからやってくる石川慎吾について調べたことをアップしたいと思います。
大田たちの日本ハムとのトレードのことを考えてみると、これはどういった感じのやり取りだったかを私が想像するに、まずトレードも持ちかけたのは巨人の方だったと思います。日ハムが高年俸ながら安定した成績を残せない吉川に持て余し気味だったことに、巨人が目を付け話を持ちかけた。そこで渡りに船とばかり日本ハムが飛びつき、見返りとして提示して来たのが大田と公文だった。大田に関してはFAで流出する陽の後任を期待して、公文は手薄な中継ぎサウスポーとして、それぞれ思惑があったのだと予想されます。日ハム側としては2対1のトレードで済ませようと思っていたところ、堤GMが「こちらは2名出すのだから、そちらも2名出して欲しい」と交渉し、吉川に追加して石川を指名したのではないかと思うのです。
ファームウォッチャーとして巨人の選手だけでなく、他球団の選手も数多く見て来ましたが、日ハムの石川慎吾は以前からなかなかのスラッガーだと感心していました。最初、見返り要員として石川の名前が出た時に、まさか石川慎吾ではなく、石川直也か石川亮だと思いました。それが慎吾だったのを確認した時に、日ハムは大田をとっても石川が流出するのではあまり意味がないのではと思ったのでした。圧倒的スケールの大田と、プロ選手としてはそれほど大きくない石川では、ポテンシャルの点で大きく見劣りするのは確かです。しかし、モノになるかどうかで言ったら、どうとも言えない気がします。少なくとも巨人では大田よりも石川のスタイルの方が好かれるのではないか。そんな気がしたのでした。
そこで石川という選手がどんな評価を受け、プロ入りしたのかを当時の資料を紐解いて載せてみました。以前、同じようなことを立岡にやりましたが、今回はさらに様々な資料を加味してあります。
ドラフト時の評価
週刊ベースボール 2011年10月24日号 2011ドラフト直前大展望 高校生編
東大阪大柏原高 外野手 178cm 75kg/右投右打/1993・4・27生
選手のタイプ/吉村裕基(横浜)
パンチ力と脚力を兼ね備える、高校通算55本塁打のスラッガー。今夏の甲子園で自身の成績は2試合で2安打と振るわなかったが、主将として初出場を果たしたチームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめた。
【甲子園実績】2試合7打数2安打0本塁打1打点 打率.291
野球小僧 2011年10月号 ドラフト最強大特集号
評価◯ 背中を叩くほどのフルスイングのスピードはキューバ選手を連想。俊足・強肩と果敢な守備
どんな選手?/こういう選手が“細マッチョ”なのだろう。スリムに見えてプレースタイルは極めて力強い。通算本塁打55本、50メートル6秒1、遠投105メートル。数字的には超一流。経験浅い中堅手も真後ろのライナー性に対する鋭いカンと果敢なアプローチで立派にこなす。
注目ポイント!/鍛え抜いた体幹の強さで背中を叩けるほど振れる。ただ直情傾向さは過ぎないように。
長距離タイプ4/5
確実タイプ2/5
読みタイプ2/5
対応タイプ4/5
守備力 B/走塁力 A
完成度3/5
アマチュア野球 Vol.31(ドラフト2011)
評価C コメントなし
日刊スポーツ
2011年10月27日 ドラフト指名候補選手
評価:B
2011年10月28日 ドラフト指名選手名鑑
日本ハム ドラフト3位
大阪出身 18歳 内野手 1993・4・27生 178・75 右右 O型
東大阪大柏原高
①プロフィル:高校通算55本塁打。体幹が強く右方向へも長打を放つ。俊足強肩で内、外野手もこなし今夏はチームの甲子園初出場に貢献
②50m走/遠投:6秒1/110メートル
③家族/父、母、姉2人
スポーツ報知 2011年10月28日 ドラフト指名選手名鑑
日本ハム ドラフト3位 外野手
①出身校:東大阪大柏原高
②出身地:大阪
③生年月日、年齢:93・4・27、18歳
④身長・体重、投打:178・75、右右
⑤寸評:細身ながらフルスイングで通算55本塁打を放った大器。外野経験浅いが身体能力◎
スポニチ 2011年10月28日 11年ドラフト72選手名鑑
日本ハム ドラフト3位(18歳=大阪 1993・4・27生)
東大阪大柏原高(甲子園2回戦)
1メートル78 75キロ 右投右打
230キロ超の背筋力から通算55本塁打を量産。外国人選手ばりのフルスイングが最大の魅力
サンケイスポーツ
2011年10月27日 ドラフト指名候補選手
評価:B
2011年10月28日 ドラフト指名選手名鑑
日本ハム ドラフト3位 外野手 大阪・東大阪大柏原高
1993(平成5)年4月27日生 18歳 大阪府出身
捕手もこなす高校通算55本塁打の大砲
デイリースポーツ
2011年10月27日 ドラフト指名候補選手
評価:B
2011年10月28日 2011年パ・リーグ ドラフト指名選手
日本ハム ドラフト3位 18歳 東大阪大柏原高
位置/外 身長/178 体重/75 右右
通算55発で50メートル6秒1
東京中日スポーツ
2011年10月27日 ドラフト指名候補選手
評価:B
2011年10月28日 パ・リーグ指名全選手
日本ハム ドラフト3位 東大阪大柏原高 外野手
18歳 右投右打 93・4・27生 178センチ、75キロ
高校通算55本塁打のスラッガー。捕手が本業だが、チーム事情で今夏の甲子園では中堅手として出場。内野手もこなせるユーティリティー選手
週刊ベースボール 2011年11月14日号 2011ドラフト総決算
外野手/178cm 75kg/右投右打/1993・4・27生=18歳 東大阪大柏原高(甲子園出場)
高校通算55本塁打をマークした右のスラッガー。俊足強肩も大きな武器で大化けの予感大
別冊野球小僧 2011ドラフト総決算号
日本ハム ドラフト3位 東大阪大柏原高 外野手 右投右打 18歳 178cm 75kg
当面のライバル/松本剛
未来予想図/新庄剛志(元日本ハムほか)
どんな選手?/投球に向かっていく気持ちの勢いが、そのまま背中を叩くほどのフルスイングに。フルスイングできるのは、タイミングが合っている証拠。高校通算55弾は決してだてじゃない。打球に敏感に反応できる外野守備と俊足、遠投110メートルの強肩はいずれもプロで中堅が守れる確実性を持つ。
育成ポイント/谷口雄也、西川遥輝、生きのいい左打ちの二人が成長中。ここに右打ちの石川が加わって、将来の外野トリオ結成か。
長打力4/5
アベレージ3/5
走力4/5
肩力5/5
守備力4/5
即戦力度1/5
プロ野球間違いだらけの12球団 2012年版 小関順二著
3位・石川慎吾(外野手・東大阪大柏原)は、07〜09年の3年間在籍した金子洋平を思い出させる。低いグリップ位置でバットを操作し、ヒッチと振り子でフルスイング、というのが金子スタイル。石川は大きな蹴り上げで一本足に入るのだが、この蹴り上げと同時に体が反り返るというクセの強さが金子を彷彿とさせる。現役のプロで似た形を探せば、中島裕之(西武)が近い。
当時のドラフトの記事を一覧すると、石川は夏の地方予選の大阪大会の激戦を制し、甲子園出場を決めたことで一気に評価を高めたことが分かります。「走攻守揃った」や「フルスイング」、「新庄二世」、「高校通算55本塁打」といったキーワードで彩られた選手だったようです。また、キャプテンとしてチームをまとめ上げ甲子園に導いた点も評価されています。「通算55発で50メートル6秒1、遠投110m」数字だけ見たら堂々の上位指名候補だと思います。これが大阪桐蔭高や横浜高といった常連校ならば、2位までに指名されていてもおかしくなかったかもしれません。
そんな感じで高い評価を受けてプロ入りした石川がどういった道を歩んで行ったかです。ますは年度別成績の見てみましょう。
石川一軍成績
2012年 出場なし
2013年 004試合 005打-000安 00本 00点 0盗 率.000 出塁.000 長打.000
2014年 044試合 083打-019安 01本 11点 0盗 率.229 出塁.281 長打.301
2015年 043試合 087打-018安 02本 11点 1盗 率.207 出塁.289 長打.345
2016年 012試合 027打-002安 00本 01点 0盗 率.074 出塁.074 長打.074
石川二軍成績
2012年 074試合 213打-054安 03本 21点 1盗 率.254 出塁.288 長打.362
2013年 107試合 425打-127安 14本 58点 1盗 率.299 出塁.341 長打.464
2014年 059試合 216打-071安 05本 32点 5盗 率.329 出塁.422 長打.463
2015年 056試合 204打-063安 10本 38点 3盗 率.309 出塁.366 長打.515
2016年 087試合 302打-080安 06本 34点 1盗 率.265 出塁.349 長打.368
これを見る限り、着実にステップアップしている感じです。特に注目すべきは長打率で、プロ入りしてから一度も3割5分を下回っていない。小関さんが唱えている若手ブレイクの法則は「25歳以下で二軍の成績が長打率3割5分以上」なのだそうです。すると今年の巨人には岡本(.494)と辻(.376)と重信(.361)のわずか3人しかいないのです。
この間の評価がどのように変わって行ったのか?野球小僧(太郎)の選手名鑑と週刊ベースボールの選手名鑑の紹介を各年度ごとに見てみます。
2012年
野球小僧 プロ野球&世界野球選手名鑑2012
石川慎吾(新人)背番号49 外野手
どんな選手?/胸のすくような痛快スイングの[新庄剛志2世]。背中を叩くほどバットを振り切れるのは、タイミングが合っているのと、グリップが指の根元でしっかり柔らかく握れているから。遠投110mの強肩は腕の振りも指のかかりも投手仕様で、バネも強く、奔放なプレースタイルも新庄が重なる。
観戦ポイント/全身の運動でしなやかに振り抜ける豪快スイング。
お節介アドバイス/自分のストライクゾーンでガンガン攻めていこう。
長距離タイプ2/5
読みタイプ1/5
確実タイプ1/5
対応タイプ3/5
守備力 C/走塁力 C
活躍予想 梅↑
週刊ベースボール選手名鑑2012年
背番号49 石川慎吾=1年目 年俸:550万円
一番の思い出:11年夏の大阪府大会決勝の大阪桐蔭戦で勝利して甲子園出場を決めたこと。
寸評:高校通算55本塁打の右の長距離砲。スイングスピードは一軍レベルと評判で、1年目は二軍で実戦経験を積んで次代の中軸候補として台頭を狙う。高校では主将として昨夏にに同校初の甲子園出場に導いたリーダーシップも魅力だ。
2013年
野球太郎 2013プロ野球12球団選手名鑑
石川慎吾 背番号49 外野手
どんな選手?/前向きに練習に取り組む俊足のファイター。1年目の昨季序盤は故障で棒に振った。が、イースタン出場を機に持ち味の思い切りのいいスイングで外野の一角を占め、秋の初めには3番を努めるまでに。今季は打撃向上を目指すとともに状況の見えている仕事をしたい。
観戦ポイント/元気いっぱいのプレー。
お節介アドバイス/今キャンプで大谷の投球をきっちり弾き返せなかった時の悔しそうな表情。それがキミの将来性だ。
長距離タイプ2/5
読みタイプ1/5
確実タイプ1/5
対応タイプ2/5
守備力 C/走塁力 B
活躍予想 梅↑
週刊ベースボール選手名鑑2013年
背番号49 石川慎吾=2年目 年俸:550万円±
一番の思い出:11年夏の大阪府大会決勝の大阪桐蔭戦で勝利して甲子園出場を決めたこと。
寸評:1年目の昨季は二軍で74試合出場で3本塁打を放つなどパンチ力も魅力の次代のホープ
2014年
野球太郎 プロ野球&ドラフト候補選手名鑑2014
石川慎吾 背番号49 外野手
伸びやかで敏捷、新庄剛志の再来
WHAT(どんな選手?)/1軍、2軍とも最下位だったチームで大谷以上の光明を発した将来の3番打者。年間通じてファームで打線の核として機能した昨季は、打率.289、14本塁打と奮闘。おもに右翼を守った守備面でも持ち前の俊足強肩が光った。
GOOD(観戦ポイント)/スイングスピード。イースタン82三振でも振らされた三振が減り、振り切っての三振だからまだ先がある。
ADVICE(お節介アドバイス)/伸びやかで敏捷なスタイルは新庄剛志の再来。初めての1軍経験が5打数3三振でも気にしない、気にしない。
長距離タイプ4/5
読みタイプ1/5
確実タイプ2/5
対応タイプ2/5
守備力 B/走塁力 B
活躍予想 梅↑
週刊ベースボール選手名鑑2014年
背番号49 石川慎吾=3年目 年俸:580万円△
一番の思い出:11年夏の大阪府大会決勝の大阪桐蔭戦で勝利して甲子園出場を決めたこと。
寸評:ファームでは14本塁打を放つなどチームトップの成績。将来の主軸候補
2015年
野球太郎 プロ野球&ドラフト候補選手名鑑2015
石川慎吾 背番号49 外野手
チャンスに強く得点圏打率.391を誇る
WHAT(どんな選手?)/身体能力に優れた外野のレギュラー候補。昨季は飛躍の足掛かりとなるシーズン。4月のオリックス戦でプロ初安打を記録すると、5月の中日戦では初本塁打を放った。
GOOD(観戦ポイント)/得点圏打率が.391と高く、チャンスで力を発揮。打撃内容は個性的で、インローの打率が.556と高い。一発もこのゾーンから打ったものだ。
BAD(欠点・課題)/ストライクゾーンを9分割した中で見ると、ど真ん中の打率が.167と低い。甘い球を仕留められないと好成績は残せないので克服を。
長距離タイプ2/5
読みタイプ1/5
確実タイプ2/5
対応タイプ2/5
守備力 C/走塁力 C
活躍予想 竹↓
週刊ベースボール選手名鑑2015年
背番号49 石川慎吾=4年目 年俸:730万円△
一番の思い出:11年夏の大阪府大会決勝の大阪桐蔭戦で勝利して甲子園出場を決めたこと。
寸評:一軍デビューし、初本塁打をマークも満足せず、さらなる高みを目指す
2016年
野球太郎 プロ野球&ドラフト候補選手名鑑2016
石川慎吾 背番号49 外野手
WHAT(どんな選手?)/身体能力が高い外野手。昨季はファームでチームトップの10本塁打を放ち、打率.309、38打点と好成績。1軍でもプロ初盗塁を決め、総合的にレベルアップしたシーズンだった。
GOOD(観戦ポイント)/力負けせず、ストレートの打率.286とまずまずの数字。また。一昨年よりも二塁打と本塁打が増え、中距離打者の一端を見せた。代打打率も.375と素晴らしい。
BAD(欠点・課題)/変化球の打率が.154。だが、1軍での2本塁打はいずれも変化球。十分に改善できるはず。
長距離タイプ3/5
読みタイプ2/5
確実タイプ3/5
対応タイプ2/5
守備力 B/走塁力 C
活躍予想 竹→
週刊ベースボール選手名鑑2016年
背番号49 石川慎吾=5年目 年俸:1000万円△
一番の思い出:11年夏の大阪府大会決勝の大阪桐蔭戦で勝利して甲子園出場を決めたこと。
寸評:すべてのプレーの質を高めれば、外野の定位置争いのダークホースとなる素材
ベースボールタイムズ 2016プロ野球プレーヤーズファイル
石川慎吾 背番号49 外野手
1993年4月27日(23歳)
寸評/高校時代に山田哲人より速かったスイングスピードで将来の中軸も担える存在。打撃の確実性アップがさらなる飛躍へのカギとなる。
野球人Vol.8 プロ野球若手選手名鑑(2016年3月31日発行)
石川慎吾 23歳・5年目
打撃3/5
守・走4/5
将来性3/5
急ごう!3/5
ここまでの軌跡/激戦の外野手定位置争いを持ち前の(フルスイング)で勝ち取りたい。昨季の一軍では主にサウスポーとの対戦で起用され、長打力と誘い球を見極めて四球で出塁する選球眼を発揮し、イースタンでは56試合で10本塁打を量産。打力の成長ぶりを十分にアピールした。強肩、俊足も兼備して、右打ちライバルの陽岱鋼、岡大海にもヒケをとらない素質の持ち主だ。
さあ、どうする!/たとえば「サウスポーキラー」とか、(一芸)タイプになってしまうのは勿体ない。トータルパフォーマンスで勝負できる選手に。
このように順調にステップアップして、評価を上げて来た石川でしたが、今シーズンの成績は昨年までに比べるとやや見劣りします。どうも足踏みなシーズンを送ってしまった印象です。しかし、今年のオープン戦はどうやら絶好調で24打数11安打、打率.458とレギュラーの陽を脅かす活躍をしていたらしい。しかし、シーズンに入ってから反動なのか、開幕から最初の22試合で19打数1安打、打率.053という絶不調に陥りファーム落ち、その後ほとんど活躍することなくシーズンが終了してしまった感じです。おそらくオープン戦好調で下降気味の時に開幕を迎えてしまったことで、精彩を欠いたシーズンを送ることになってしまったのでしょう。同じ世代の選手たちが競い合う、本当の競争が行われている日本ハムでは、岡や近藤、谷口、浅間といったライバルに水をあけられてしまったシーズンだったのではないかと思います。
ただ、この程度の足踏みは巨人の選手たちを見て来たら何の問題もないように思えてしまいます。それをあっさり放出してしまうとはなんだか訳ありを疑ってしまう。しかし、日本ハムと巨人では3~4歳くらい選手に対する感覚が違う気がします。23歳の石川を26歳か27歳だと思って考えればいいのです。巨人で中井や藤村、大田、橋本、立岡といった妙齢の選手が足踏みをしたことで放出されたと思えば納得できるということ。
この石川が巨人に移籍してどのような活躍をするのかは分かりません。参考までに同じ高卒の右のスラッガータイプの大田と中井の年度別成績をアップしてみました。
https://labola.jp/photo/4427385000?s=1suqd
https://labola.jp/photo/4435535000?s=25pr5
https://labola.jp/photo/4427385001?s=k0n40
1つ注目すべき点があるのですが、大田の一軍での活躍の萌芽が見え始めたのは6年目だったということ。また、中井がケガをするまでのわずかの間でしたが、一軍で大活躍したのも6年目のこと。石川にとっては来シーズンが6年目なのです。ただの巡り合わせかもしれませんが、石川が何かを摑み取れば、来シーズン、一気に一軍定着やレギュラーもあり得るのではないかと思えて来てしまいます。
最後ですが、石川の動画をアップしたので紹介したいと思います。今年の8月11日のジャイアンツ球場と、9月7日の鎌ヶ谷の試合のものです。巨人の選手ではなかったので、あまりまじめに撮影していませんが、思い切りの良い打撃の雰囲気だけでも伝えられたらと思います。アクションの大きい打撃スタイルです。これだと好調の時は良いものの、不調に陥ると長引く可能性を感じます。また、中井がそうだったように、このヒッチっぽい打撃はもしかしたら巨人に来たら注文を付けられるかもしれません。いずれにしても石川には自信を持って巨人の一員になり、レギュラーを目指して行って欲しいと思います。
石川慎吾 マルチ二塁打!2016-08-11 ←New
石川慎吾 マルチヒット!2016-09-07 ←New
さて、次こそドラフトの話をしようと思っていたのですが、実はこの次の話もドラフトのことではありません。日本ハムの日本一について思ったことから膨らましたことを準備しています。これは来週末かな。ともあれ、次回も乞うご期待!
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