筒香対巨人投手陣
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舎人
2010年09月08日 04:20 visibility353
今日は横浜の将来の主砲候補生と巨人の投手陣の対戦を紹介します。
筒香とは昨年横浜高校からベイスターズにドラフト1位で指名された左の大砲です。
ルーキーにして大田をしのぐ23本塁打とイースタントップの83打点、
打率も9月6日現在で.289とルーキーとしては申し分のない成績を残しています。
8月にはイースタンリーグの月刊MVPに選ばれ、不振の大田を横目に大活躍!
一軍昇格も時間の問題との噂もあり、他球団の選手ながら注目すべき選手です。
バッティングスタイルは、トップの位置がきっちりと決まり、
打席の中での動きが小さく、それでいてスイングスピードは物凄いものがあります。
特に普通のルーキーなら苦しむ内角にも上手く対応していることに感心させられます。
高校時代は右打席でも打っており、本塁打を放ったようですが、
純粋なスイッチヒッターだった訳ではなく、
左の変則投手の時のみ、右打席に入っていたとのことです。
しかし、プロ入り後はそういった左の変則投手にも対応できるようになると踏んで、
右打席でのバッティングは封印しているとのことです。
日本ではスイッチヒッターのパワーヒッターなんて過去にもほとんどいません。
松永(元阪急等)、高橋慶(元広島等)、松井稼(元西武)などは、
本塁打もかなり打っていましたが、本質は長距離砲ではありませんでした。
日本初のスイッチヒッターの長距離砲として売り出せばいいのに、
スイッチ封印は少しもったいない気がします。
動画は8月15日と9月4日の試合のもので、いずれも横須賀スタジアムです。
8月15日は5回打席に立って、5打数2安打、1打点、3三振という内容。
第一打席は先制のライト前タイムリーヒット。
第ニ打席もヒットを放つものの、残りの3打席はいずれも三振に倒れていました。
9月4日は5回打席に立って、4打数1安打、1本塁打、1打点、1四球、1三振
第一打席はフルカウントから四球で出塁、
2対2の同点で迎えた三回の第二打席は福田から右中間へ勝ち越し本塁打。
第三打席はファーストゴロ、第四打席はセンターフライ、
第五打席は金刃の前に空振り三振に倒れていました。
やはり左投手に対しては体が開き気味になり上手く打ち取られています。
将来、間違いなくベイスターズの主軸として巨人の大きな敵となることでしょう。
1つ年上の大田にとっては非常に刺激となり得る存在です。
今日現在、筒香23本、大田20本、2人はイースタンの本塁打王争いをしています。
近い将来間違いなく2人とも一軍で顔を突き合わせていることでしょう。
その時、今年のイースタンと同じように本塁打王争いをして欲しいと思います。
筒香対巨人投手陣 2010年8月15日・9月4日
http://www.youtube.com/watch?v=1b_nJT0bjac
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