橋本猛打賞!大田2点タイムリー二塁打!9月4日の試合のレポ

  • 舎人
    2010年09月06日 05:52 visibility112


土曜日の試合のレポと動画のアップをします。


 


湘南との首位攻防戦ということでしたが、


今回は侍miyaさんと待ち合わせをし、2人で観戦してきました。


今まで何度か知り合った人と待ち合わせをして観戦したことはあるのですが、


SNSで知り合った人と行ったのは初めてでした。


試合が始まると、グラウンドと携帯とビデオカメラに集中して、


せわしなく動き回っている姿を見られてしまい、


いつもと違い、少し照れくさい観戦でした。


 


さて、現在イースタン巨人は2位の楽天に2ゲームの差を付けて首位ですが、


わずか3ゲーム差の中に4位のロッテまでがひしめく混戦となっております。


土曜日に対戦した湘南とは、この試合が始まるまでは4.5ゲーム差。


しかしながら、最近の湘南は絶好調、ここ9試合で8勝1敗なのだそうです。


しかも、今年で湘南というチーム名は消滅するため、


何としても今年はファーム日本一にしたいと、


チームもファンも異様なまでにモチベーションが上がっています。


「シーレックスと新潟に行こう!」


ファーム日本一が開催される新潟への思いが球場内にこだましていました。


 


試合経過


http://baseballsns.jp/member/27256/match/8699/


巨人の先発は本来なら一軍でローテーションに入っていた福田でした。


しかし、この福田のテンポが悪いことなんの!


1球投げるのに楽に10秒以上かかります。


ランナーが出るとさらに牽制やら何やらで時間がかかり、


あまりののろさに眠くてうつらうつらしてまうほどでした。


初回は三者凡退に打ち取ったものの、二回に先頭バッターの筒香に、


フルカウントから明らかにボールと分かる球で四球を出します。


それからは四球四球のオンパレード、


満塁の場面で梶谷にストレートの押出し四球なんかやってます。


この回は被安打は1ながら、与四球4で2失点です。


三回には筒香に内角へ入って来る球を拾われライトスタンドへ被弾。


その後も四球を出したりしてピリッとせず、


結局、この三回で降ろされます。


被安打4、与四球5、奪三振3、4失点という内容でした。


福田は時として自分が制御できなくなる危険性をはらんだ投手です。


投げ方からして変則で、あごを上に向けながら投げる様子は、


いつ球が抜けて自分に向かって来るかという恐怖を打者に与えます。


しかし、このバランスの悪い投球フォームは、


マウンドの良し悪しや、その日のコンディションによって大きく左右され、


その日投げてみなければどんな投球をするのか分からない不安定さにつながっています。


そのため、元々は抑え候補だったのに、この不安定さを嫌われ、


先発に回されてしまったのでしょう。


とは言え、先発でもこんな調子ではまことに使い勝手の悪い投手です。


もうシーズン終盤、いつまでもこんなところで投げていてはいけない。


朝井よりも自分の方が上だと認めさせるような投球を期待しています。




この後の投手リレーは上野が三回1/3、中里が0/3、金刃が1回2/3といった感じでした。


福田に代わって登板した上野は、福田とは違いテンポの良い投球でした。


ランナーを出す場面もありましたが、福田に比べれば数段まし。


変化球のキレコントロールともに良く、三振を5つも奪っていました。


このような投球が出来れば、一軍にだって呼ばれるチャンスはあると思います。


いつもの上野は左のワンポイントを期待して起用されると、


コントロールを気にするあまり、腕が振れなくなり痛打されたり、


最悪の四球を与えたりするのを何度となく見ています。


要するにコマとして期待に応えられない投手だったのです。


それが今年は入団以来最も期待に応えている印象があります。


これならもう一年待ってもらえるかもしれません。


上野貴久奪三振 2010年9月4日


http://www.youtube.com/watch?v=0aBqHay9zhs


 


その上野とは対照的な投球をしたのが中里。


ランナーを背負わない場面で上野をリリーフしたのですが、


いきなり四球さらに暴投、自ら出したランナーを二塁に背負って、


下園に勝ち越しタイムリーを打たれてしまいます。


これが結局決勝点になってしまったのですが、


点の取られ方が非常に悪く、流れを相手に渡してしまうような投球でした。


こっちは今オフ厳しいかなぁ・・




打つ方は橋本が復調!猛打賞です。


ランドルフの初球を叩いて先制のきっかけとなる三塁打を放ったかと思えば、


意表を突くセーフティバントをしたりしています。


前の試合まで17打席もノーヒットだったのがウソのような打撃です。


橋本は今日(日曜日)の試合でも3安打猛打賞!


今シーズン8号本塁打も放ったそうです。


この調子の良さをは一軍でも良い風を生むと思います。


ぜひとも一軍に昇格させて欲しい。


調子の上がらない松本に代えて起用して欲しいと思います。


橋本到 猛打賞 2010年9月4日


http://www.youtube.com/watch?v=gOTxfVdMqC0




藤村がケガで出場できない中、寺内と円谷の内野手2人が頑張っていました。


 


寺内は先制タイムリーとなるレフト前ヒット、


次の打席でも一塁に橋本を置き、詰まりながらもライト前ヒットです。


守備の人というイメージがありますが、


打撃も粘りがあり、時として意外な一打が出たりします。


好きなタイプの選手なので、もう一度一軍への昇格を期待しています。


寺内崇幸 マルチヒット 2010年9月4日


http://www.youtube.com/watch?v=wTTkVdjJFwU


 


円谷は一時は同点となる2点タイムリー二塁打を放っていました。


やや内角の球を目の覚めるような鋭いバットスイングでライト線へ運んでいました。


今更レギュラーを目指すことは無理、左の代打なり守備要員といったコマとして


円谷はチームに貢献する道を探らなくてはいけないでしょう。


具体的に言えば古城のポジションに取って代わらなくてはいけないのです。


しかし、打撃は大差ないものの、守備は古城の方が安定しています。


円谷はつまらないエラーが多いのです。


打撃も磨きつつ、守備も安定したものにしなくてはいけない。


円谷の前途はまだまだ大変です。


昨年の8月18日、プロ初本塁打でお立ち台に立ってから一年、


今年もそんなチームに勢いをもたらす活躍があることを期待します。


円谷英俊 同点タイムリー二塁打 2010年9月4日


http://www.youtube.com/watch?v=uNxfbCyhC1E




最後に大田についてですが、


この日は5回打席に立って4打数1安打、2打点、1四球、3三振というものでした。


相変わらず外角の変化球にクルクル回っていました。


三回裏、目の前で筒香が福田から今シーズン22号を放ちました。


それに刺激されたのか、その本塁打があった直後の四回表、


大田は一時は同点となる2点タイムリー二塁打を、右中間に放っていました。


この打席だけはバットが内側から出て見事な打撃でした。


まだまだ目指すものははるか彼方にありますが、


とりあえず、こういった打撃が少しづつ増えれば良いなと思いました。


大田泰示 2010年9月4日


http://www.youtube.com/watch?v=8WxJEQDQ0zc


 


今、一軍は優勝戦線に踏みとどまるか離脱するかの瀬戸際にいます。


現在4連敗、なにしろチームに勢いが無く、重い雰囲気になっています。


こういったムードを振り払うのに、ベテランの力を使うという手もあるでしょう。


しかし、今の巨人は“困った時のベテラン頼み”を一通りやり尽くした感があります。


それならばチームのムードを一新するために若手起用を積極的にするべきです。


このままベテラン優先起用では、この厳しい残暑が終わるまで、


巨人の調子は上がらないでしょう。


今こそファームの暑いグラウンドで鍛えられている


橋本たち若手選手の出番だと思います。


 




































































































































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