
2014年8月9日(土) イースタンリーグ DeNA対巨人(in相石スタジアムひらつか)
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舎人
2014年08月09日 18:16 visibility1107
台風の影響で降水確率80%だというのにわざわざやって来てしまいました。今のところ雨は降っておらず、三塁側からの軽い風が吹いているだけです。
橋本も中井も大田もいないイースタン巨人ですが、何か新たな発見があればいいなと思います。
巨人
(8)松本哲(4)奥村(7)隠善(D)矢野(3)横川(6)辻(5)坂口(2)鬼屋敷(9)立岡(P)松本竜
DeNA
(8)松本啓(5)渡邊雄(9)金城(D)中村紀(4)宮崎(3)赤堀(6)飛雄馬(2)嶺井(7)乙坂(P)柿田
一回表
松本哲:カウント0-2からセカンドゴロ(133キロS、135キロSw、外角62キロ)
奥村:カウント0-1からレフトフライ(135キロF、内角140キロ)
隠善:カウント1-2から空振り三振(141キロF、142キロB、117キロSw、低め132キロ)
三者凡退、一回表終了
奥村は2ヶ月前にこの球場で貴重な本塁打を放ちました。今日の初打席は内角に食い込んでくる難しい球をバットコントロールでレフトに運びましたが、やや上がりすぎました。
一回裏
松本啓:カウント1-1からサードゴロ(134キロS、135キロB、外角136キロ)
渡邊雄:ストレートの四球(136キロB、136キロB、135キロB、外角138キロ)
金城:カウント1-2からサードゴロ(117キロS、142キロB、120キロSw、124キロF、アウトロー119キロ)→ランナー入れ替わる
中村紀:カウント3-1からサードゴロ(138キロB、136キロS、136キロB、118キロB、外角136キロ)
金城残塁、一回終了
松本竜は低めを意識した丁寧なピッチング。チェンジアップが生命線といった投球です。四球は出しましたが、調子は悪くなさそうです。
二回表
矢野:カウント0-1からセンター前ヒット(142キロS、外角114キロ)
横川:カウント1-2から空振り三振(140キロSw、143キロB、130キロSw、低め131キロ)
辻:カウント1-1からファーストゴロ進塁打(109キロB、136キロF、外角138キロ)
二死二塁
坂口:初球サードゴロ(外角140キロ)
矢野残塁、二回表終了
矢野は昨日の4安打に続き今日の初打席もヒット!この選手は幾つになっても食らい付いて行くようながむしゃらさがあります。
二回裏
宮崎:見逃し三球三振(136キロS、138キロS、内角140キロ)
赤堀:フルカウントからライトフライ(119キロS、122キロB、123キロF、131キロB、120キロF、117キロF、139キロB、アウトハイ121キロ)
飛雄馬:カウント0-1からセンターオーバー二塁打(98キロF、真ん中高め139キロ)
嶺井:初球サードライナー(高め137キロ)
飛雄馬残塁、二回終了
松本竜はスロースターターで回を重ねるごとに球威が増してくる傾向がありますが、今日の試合でもその通り徐々にエンジンがかかってきたような投球です。肩が良い感じで暖まってきたのでしょう。しかし調子が上がってきたからといって細心さも大事です。飛雄馬と嶺井に打たれたのはやや球が高かった。
三回表
鬼屋敷:初球サードフライ(136キロ)
立岡:カウント1-0からライト前ヒット(136キロB、外角138キロ)
松本哲の初球立岡が二盗死
松本哲:カウント1-2からレフト前ヒット(109キロB、117キロS、130キロSw、インハイ143キロ)
奥村:フルカウントから空振り三振(111キロB、137キロS、141キロB、116キロB、138キロS、低め129キロ)
松本哲残塁、三回表終了
立岡も松本哲も矢野と同様にがむしゃらさを感じる選手です。一軍にいなければ意味がないといったモチベーションの高さを感じます。
三回裏
乙坂:カウント1-2からショートゴロ(117キロS、120キロSw、140キロB、123キロF、内角123キロ)
松本哲:カウント1-2からセンターフライ(133キロSw、135キロB、117キロF、139キロF、136キロF、低め129キロ)
渡邊雄:カウント2-2から見逃し三振(121キロS、123キロF、136キロB、126キロB、内角141キロ)
三者凡退、三回表終了
松本竜はなんだか成長して大人になったような投球です。右バッターの内角のストレートが素晴らしく生命線になっています。
四回表
隠善:カウント1-2からレフト線二塁打(105キロB、113キロS、127キロF、真ん中114キロ)
矢野:カウント1-2からセンター前先制タイムリーヒット!(140キロF、139キロSw、135キロB、141キロF、123キロF、高め121キロ)、1対0
横川の4球目暴投
無死二塁
横川:カウント2-2からショートゴロ(115キロB、127キロSw、116キロSw、129キロB、外角127キロ)
辻:カウント0-2からショートゴロ(141キロF、128キロS、内角143キロ)
坂口:カウント1-1から捕ファールフライ(114キロB、116キロS、内角143キロ)
矢野残塁、四回表終了
矢野が先制打!まるで昨年代打で活躍していた頃の神通力が戻ってきたかのようだ勝負強さです。これはすぐにでも一軍に呼び戻すべきだと思います。
四回裏
金城:ショートゴロ
中村紀:空振り三振
宮崎:同点本塁打、1対1
赤堀:サードゴロ
四回終了
データが飛んでしまいましたorz
五回表
鬼屋敷:カウント1-2からライトフライ(外角136キロ)
立岡:初球ライト前ヒット(外角138キロ)
松本哲:カウント1-1からファーストゴロ(111キロB、114キロS、114キロ)→ランナー入れ替わる
奥村:カウント1-2から空振り三振(138キロS、134キロB、115キロF、低め123キロ)
松本哲残塁、五回表終了
雨がいよいよ降ってきました。
五回裏
飛雄馬:カウント3-1から四球(117キロB、115キロB、133キロF、122キロB、外角136キロ)
嶺井:初球投犠打(内角136キロ)
一死二塁
乙坂:フルカウントから四球(132キロB、136キロS、115キロSw、125キロB、120キロB、128キロF、インロー123キロ)
一死一二塁
松本哲:カウント0-1からレフトフライ(116キロS、外角128キロ)
渡邊雄:初球レフトフライ(外角117キロ)
二者残塁、五回終了
松本竜はかつて見たことが無いほどの内容の投球だったのですが、時折球が高くなり、それを打たれたのが四回の宮崎の同点本塁打だったと思います。五回も疲れからか微妙なコントロールの乱れで四球を出し、一死一二塁のピンチを迎えます。以前の松本竜ならここで置きに行ったような投球で炎上してしまったところですが、今日の松本竜はピンチの場面でも厳しいコースに気合いの込められた球が行っていました。技術的なこともさることながら、内面の成長も少なからずしているようです。
六回表
隠善:カウント2-2から空振り三振(118キロS、115キロB、115キロB、137キロF、高め138キロ釣り球)
矢野:カウント2-1から右中間二塁打(140キロB、133キロB、135キロF、高め124キロ)
横川:初球セカンドゴロ進塁打(外角114キロ)
二死三塁
辻:カウント2-2から空振り三振(115キロB、134キロB、138キロF、142キロF、低め117キロ)
矢野残塁、六回表終了
柿田は矢野にかなり厳しい球を投げていたのですが、最後に甘い球を投げてしまったところ、矢野は見事に失投を見逃しませんでした。
六回裏
金城:カウント2-2からライトフライ(134キロB、134キロB、120キロS、外角120キロ)
中村紀:カウント2-0からセカンドフライ(117キロB、116キロB、低め135キロ)
宮崎:カウント2-0からレフトオーバー勝ち越し本塁打(118キロB、118キロB、外角134キロ)、1対2
赤堀:カウント0-1からサード強襲ヒット(138キロS、外角121キロ)
飛雄馬:カウント1-0からショートエラー出塁(121キロB、アウトロー138キロ、辻が弾く)
二死一二塁
嶺井:フルカウントからサードゴロ(140キロB、137キロB、122キロSw、121キロF、138キロB、140キロF、外角138キロ)
二者残塁、六回終了
松本竜が宮崎にまたも被弾。外角のストレートがやや甘く真ん中に入ってきてしまいました。
七回表
坂口:カウント3-1から四球(107キロB、113キロS、114キロB、109キロB、外角133キロ)→代走荻野
代打河野:カウント2-0から一犠打(107キロB、136キロB、内角133キロ)
一死二塁
立岡:カウント1-1からレフトフライ(113キロS、134キロB、アウトハイ115キロ)
松本哲:カウント1-0からセカンドゴロ(109キロB、外角111キロ)
荻野残塁、七回表終了
立岡の当たりはもう少しで外野の頭を越す惜しい当たりでした。
七回裏、投手須永
乙坂:カウント0-2からレフトライナー(F、125キロS、真ん中143キロ)
松本啓:カウント1-2からレフト前ヒット(114キロB、140キロF、F、真ん中139キロ)
渡邊雄:カウント2-2からサードゴロ(139キロF、130キロB、140キロF、127キロB、外角132キロ)→ランエンドヒットで松本哲が走り更にサードを狙うもタッチアウト
七回終了
須永になって途端に試合のテンポが悪くなりました。渡邊雄には5分以上かけてモタモタと対戦していましたが、運のいい事に松本哲の暴走とも言える送球であっという間にチェンジになりました。
八回表、投手安部
代打加治前:初球ショートゴロ(外角140キロ)
隠善:フルカウントからライト前ヒット(126キロB、128キロS、127キロB、Sw、B、真ん中内より131キロ)
矢野:カウント1-1からセカンドライナー(140キロB、126キロS、外角142キロ、抜けそうな当たり惜しい!)
横川:カウント2-2から空振り三振(137キロB、129キロSw、131キロSw、135キロB、F、インロー138キロ)
隠善残塁、八回表終了
矢野は素晴らしい当たりで4安打目かと思いましたが、二遊間を狭めて守っていた宮崎のライナーになってしまいました。
八回裏、投手笠原、加治前→サード大累、セカンド荻野
金城:カウント1-2からファーストライナー(117キロS、B、F、128キロF、外角ストレート)
代打下園:カウント2-1からレフトフライ(132キロS、B、114キロB、外角138キロ)
宮崎:初球レフト左ヒット(インハイ137キロ)→隠善好送球タッチアウト
八回終了
笠原は球威が無ければ投げ方も何だか変ですし、投球フォームを崩しているのかもしれません。
九回表、投手藤江
代打片岡:カウント0-1からファーストファールフライ(112キロF、外角118キロ)
荻野:カウント1-2からライトライナー(B、F、134キロSw、真ん中内より119キロ)
河野:カウント1-0からセンターフライ(B、高め97キロ)
三者凡退、試合終了、1対2でDeNAの勝利
勝ち投手柿田、セーブ藤江、負け投手松本竜
荻野は一時足を高く上げる打撃フォームに変えたという話がありましたが、今日は元の摺り足に戻っていました。
試合は惜しくも1点差で敗れてしまいましたが、それなりに収穫のあった試合だったと思います。投手の松本竜は技術的にも内面も成長を感じさせる投球だったと思います。何度かピンチはありましたが、そこで自分を見失わなくなったことが何よりうれしく感じました。この調子なら今シーズン中に一軍でテスト登板があるのではないかと思います。
打つ方では中堅の気合いが目立ちました。矢野といい隠善といい、「どうして一軍に自分たちを上げないんだ!」と訴えているような打撃だったと思います。この2人に加え立岡も素晴らしい打撃をしていました。
今回、中井と大田が一軍に昇格しましたが、これは多分に過去の実績や経緯を配慮したものだったと思います。期待の若手の抜擢ですから、その方針に異論がある訳ではありません。しかし、できれば直近の二軍での状態に鑑みたものであって欲しいと思いました。大田はさておき特に中井はやや昇格が早かった気がします。それよりも、最近もっと結果を残しており、相応しい選手がいたのではないか。もちろん今日活躍した三人のように、二軍で調子の良い選手がそのまま一軍で通用するとは限りません。しかし、今の一軍の打撃陣の停滞ぶりを見ると、このように二軍で結果を残している選手から順番に起用し一軍に元気を注入することありなのではないか思えるのです。
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